実写映画『ゼルダの伝説』キャスト発表への反応は? リンク&ゼルダ役の俳優の経歴も
実写映画『ピノキオ』で声優を務めたベンジャミン・エヴァン・エインズワース
主人公リンクを演じるのは、ベンジャミン・エヴァン・エインズワース。2008年にイギリスで生まれ、ヨークシャーで育ち、のちにハルのノーザンライツ・ドラマ・シアター・スクールに通うなど、幼い頃から演技への情熱を持っていた。現在16歳で、映画公開予定の2027年には18歳〜19歳という原作のリンクと同年代という点でも注目を集めている。
エインズワースは2020年のNetflixオリジナルシリーズ『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー』でメインキャストの1人として注目を集め、2022年からはカナダのテレビシリーズ『Son of Critch(原題)』でもメインキャストを務めている。同作ではその自然な演技が評価され、カナダ・スクリーン賞の主演男優賞にもノミネートされた実績を持つ。しかし、これまでの彼のキャリアで最大の役といえば、実写『ピノキオ』(2022年)でピノキオの声優を務めたことだろう。CGキャラクターの動きに合わるという高度な演技を披露したエインズワースは、ディズニーの名作で一気に知名度を上げた。その後、ホラー映画『All Fun and Games(原題)』(2023年)に出演。今後の出演作としては、『ブレイキング・バッド』のブライアン・クランストンが主演を務める『Everything's Going to Be Great(原題)』にも出演することが決定している。
ブラガソンと同様に、彼もまた若くして豊富な経験を持ち、今後の飛躍が期待される俳優だ。『ゼルダの伝説』は、その歩みをさらに大きく進める作品になるのは間違いないだろう。
『ゼルダの伝説』実写映画化成功のためのポイントは? 任天堂がハリウッドに激震を与える
11月8日、人気ゲーム『ゼルダの伝説』がハリウッドで実写映画化されることが発表された。プロデューサーには、任天堂代表取締役フェロ…アニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023年)やNetflixの実写『ONE PIECE』(2023年〜)の成功により、昨今の日本産コンテンツのハリウッドリメイクは高い評価を獲得している。実写映画『ゼルダの伝説』もその風に乗ることができるだろうか。今回発表されたキャストは、若いながら実績も実力も充分な2人。ニュースに対する観客の反応からも、高い期待が見て取れる。今後のほかのキャストの発表も含めて、引き続き注目していきたい作品だ。
なお、同作の公開は2027年3月26日を予定していたが、2027年5月7日に延期されたことも発表となった。