島崎遥香主演×ISSEI共演『もしレン』キービジュアル公開 共同脚本に児玉雨子が参加

 7月31日よりCBCテレビで放送がスタートする島崎遥香主演ドラマ『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』のキービジュアルが公開された。

 『ジョフウ〜女性に××××って必要ですか?〜』(テレビ東京系)の原作も手がけたヤチナツの同名コミックを原作に、恋愛がない世界で特定の人を好きになる主人公・乙葉の姿を描く本作。監督は『ファーストペンギン!』(日本テレビ系)、『となりのナースエイド』(日本テレビ系)などの今和紀が担当する。

 恋愛がない世界で恋愛感情を自覚し、葛藤する乙葉を島崎、乙葉とは違い恋愛感情を隠しながら生きるハレをISSEIがそれぞれ演じる。

 さらに、本作の共同脚本に作詞家・小説家として活躍する児玉雨子が参加。アンジュルム、モーニング娘。、私立恵比寿中学、FRUITS ZIPPERなどさまざまなアイドルグループに歌詞を提供してきた児玉。小説家としても2023年に『##NAME##』が第169回芥川龍之介賞候補となった児玉にとって、本作は初脚本参加作品となる。また共同脚本には、『あなたの恋人、強奪します』(テレビ朝日系)の花田麻衣子、今和紀監督も参加する。

 公開されたキービジュアルには、この世界では普通ではないとされる“レンアイ”(=特定の人を好きになる感情を持つマイノリティ)を自覚し、葛藤する主人公・乙葉(島崎遥香)と、同じく“レンアイ”でありながら、乙葉とは違い感情を隠しながら生きるハレ(ISSEI)が捉えられている。2人の前に垂れ下がるリボンには「え? 怖くない? 嫉妬したりするの」「理解できない」「不快」といったレンアイに対する世間の声が書かれ、社会で居心地の悪さを感じてしまう乙葉とハレの心情を表している。

ドラマ『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』キービジュアルメイキング映像

 あわせてキービジュアル撮影時のメイキング映像も公開。実際にリボンを垂らして行われた撮影現場での様子を見ることができる。さらに、原作のヤチナツが書き下ろしたイラストも公開された。

 また、本作の放送を記念して、イオンシネマ名古屋茶屋にて、島崎とISSEIも登壇する上映イベントの開催が決定。また、7月3日17時よりHMV&BOOKS onlineにて、ドラマ公式グッズが販売される。

コメント

児玉雨子 (脚本)

とても深刻なことをポップに描写している原作をふまえ、マジョリティとマイノリティ
が逆転した世界の中で、現実のマイノリティが晒される視線や彼・彼女たちの言葉を書くことはとても責任ある仕事でした。個人的には初めてのドラマ脚本参加でしたので、ふだん書いている歌詞とも小説とも違う制作進行や、メディアによる表現の違いにいちいち驚いてしまいました。共同脚本としてご一緒した今和紀監督、脚本家の花田麻衣子さんからも大変刺激を受けました。何よりキャストのみなさんがていねいに演じてくださったこともうれしかったです。
レンアイ関係はもちろんですが、個人的には登場人物たちが築き合う友情についても
大切に取り扱いました。
ぜひ、登場するすべての人間関係にご注目してもらえればうれしいです。

花田麻衣子(脚本)

人の心の核の部分に触れる繊細な原作のドラマ脚本を書かせていただき、身が引き締まる思いです。
素晴らしいキャスト・スタッフの方々の中に参加させていただき大変光栄でした。価値観が反転している世界で生きる、主人公やその周囲の人々の悩みや葛藤は、現実で多くの人たちが抱えているものと同じなのだと執筆する中で感じました。この作品が、観ている誰かの心にそっと寄り添うことができたら、ドラマ制作に参加させていただいたひとりとして、こんなに嬉しいことはありません。

『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』 ©ヤチナツ/DPN ブックス

■放送情報
ドラマトリップ『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』
CBCテレビにて、7月31日(木)スタート 毎週木曜24:58〜放送
TVerにて地上波放送後配信
出演:島崎遥香、ISSEI
脚本:児玉雨子、花田麻衣子、今和紀
演出:今和紀
制作:API、CBCテレビ
製作著作:『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』製作委員会
©『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』製作委員会
公式サイト:https://hicbc.com/tv/moshiren/
公式X(旧Twitter):@cbc_dramatrip
公式Instagram:@cbc_dramatrip
公式TikTok: @cbc_dramatrip

■イベント情報
ドラマ『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』放送記念 上映イベント(仮)
日時:8月9日(土) 時間調整中
場所:イオンシネマ名古屋茶屋
登壇:島崎遥香、ISSEI(※予定)

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