梅澤美波、竜星涼らの姿も 吉岡里帆×水上恒司『九龍ジェネリックロマンス』場面写真公開

 8月に公開される吉岡里帆と水上恒司のW主演映画『九龍ジェネリックロマンス』の場面写真が公開された。

 本作は、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載中、累計発行部数140万部超えの眉月じゅんによる同名コミックを映画化するミステリーラブロマンス。現在、TVアニメも放送されている。

 実写映画では鯨井令子を吉岡、工藤発を水上が演じ、栁俊太郎、梅澤美波(乃木坂46)、曾少宗、花瀬琴音、竜星涼らが共演に名を連ねた。

 懐かしさ溢れる街・九龍城砦の不動産屋で働く鯨井令子(吉岡里帆)は先輩社員の工藤発(水上恒司)に恋をしていた。工藤は九龍の街を知り尽くしており、令子をお気に入りの場所に連れ出してくれるが、距離は縮まらないまま。それでも令子は、九龍で靴屋を営む楊明(梅澤美波)、あらゆる店でバイトをする小黒(花瀬琴音)らといった大切な友達もでき、九龍で流れる日常に満足していた。しかしある日、工藤と立ち寄った金魚茶館の店員タオ・グエン(栁俊太郎)に工藤の恋人と間違われる。さらに、令子が偶然みつけた1枚の写真には、工藤と一緒に自分と同じ姿をした恋人が写っていた。思い出せない過去の記憶、もう1人の自分の正体、そして九龍の街に隠された巨大な謎。過去・現在が交錯する中、恋が秘密を解き明かす。

 公開された場面写真では、令子と工藤の視線が交わる、恋の始まりを予感させる印象的なメインカットをはじめ、華やかでどこか懐かしい九龍の世界観が描かれている。工藤に導かれて訪れた“九龍らしさ”を感じられる賑やかな商店街で、令子に金魚贈る工藤、思わず柔らかな笑顔を見せる令子や、楊明(梅澤美波)、小黒とともに九龍名物・レモンチキンを頬張る心温まるひとときが優しく切り取られている。

 しかし、物語は甘やかな余韻だけでは終わらない。工藤の隣で微笑む“自分と瓜二つの女性”が写る1枚の写真に心を乱される令子。そして、鏡越しに見つめ合う“もうひとりの自分”との邂逅、その揺れ動く心情が描かれる。さらに、視鋭い眼光で令子に迫る蛇沼みゆき(竜星涼)、工藤の秘められた過去を知るタオ・グエン(栁俊太郎)、そして九龍に隠された謎を追うユウロン(フィガロ・ツェン)といった、物語の深淵に迫るキャラクターたちも登場。“もうひとりの自分”は何者なのか。そして、すれ違いながらも惹かれ合う令子と工藤の恋が行き着く先とは。

■公開情報
『九龍ジェネリックロマンス』
8月、全国ロードショー
出演:吉岡里帆、水上恒司、栁俊太郎、梅澤美波(乃木坂46)、曾少宗、花瀬琴音、竜星涼
原作:「九龍ジェネリックロマンス」眉月じゅん(集英社『週刊ヤングジャンプ』連載)
監督:池田千尋
脚本:和田清人、池田千尋
音楽:小山絵里奈
制作プロダクション:ROBOT
制作協力:さざなみ
配給:バンダイナムコフィルムワークス
©眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会
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