阿部寛×Perfumeが撮影現場の違いを語り合う 『ショウタイムセブン』インタビュー映像公開
映画『ショウタイムセブン』で主演を務める阿部寛と主題歌を担当するPerfumeの特別映像が公開された。
本作は、ハ・ジョンウが主演、キム・ビョンウが監督を務めた韓国映画『テロ,ライブ』を原作に、オリジナル展開を盛り込んだサスペンスエンターテインメント。NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』、NHK連続テレビ小説『まれ』、NHKのドラマシリーズ『岸辺露伴は動かない』などの演出を担当し、『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』で映画監督デビューを果たした渡辺一貴が監督と脚本を務めた。
主人公・折本眞之輔を阿部が演じるほか、竜星涼、生見愛瑠、井川遥、吉田鋼太郎がメインキャストに名を連ね、前原瑞樹、平原テツ、内山昂輝、安藤玉恵、平田満、錦戸亮が出演している。
公開された映像は、『ショウタイムセブン』について阿部とPerfumeの3人が対談する特別映像。鑑賞後の感想について、あ~ちゃんは「もうすごい緊張しちゃって、どうなっちゃうの?って。息をするのを忘れました」とコメント。のっちは「いつもと違うことが起きたときの高揚感を感じてワクワクしました」と語り、主人公・折本の感情に寄り添いながら、自身もライブのような興奮を覚えたと振り返った。かしゆかは「リアルタイムで進んでいくっていうのが斬新」と本作のリアル感に言及し、阿部を目の前にし「飛び出てきたみたいです、ヒーローが!」と折本ならぬ阿部との初対面の喜びを爆発させ、阿部も「まさかこういう形でご一緒できるとは思わなかったので、聞いた瞬間すごい嬉しかったですね」とPerfumeが映画本編に出演することを聞いた際を振り返って照れながらも嬉しそうな表情を浮かべた。
劇中に登場するニュース番組『ショウタイム7』のスタジオ内のカメラマンや、映像のスイッチングを行うテクニカルディレクター役は実際のスタッフが撮影に参加。カメラ機材が多かった特殊な撮影現場について阿部は「ショウタイム7のスタジオを実際に作ってやったのでリアルだった。実際に撮影しているカメラと劇中に登場するカメラがあったが、(不自然にならないように)撮影用のカメラを見てはいけない。結構パニックになりながらやっていました」と苦労を明かし、Perfumeも「すごい計算されたカメラワーク。テンパって訳がわからなくなっちゃいそう……すごく難しいですね」とリアルタイムで進行する撮影の難しさに驚いた様子。
一方、阿部は長年にわたり生放送で数々のパフォーマンスを行ってきたPerfumeに感心し、生放送中のアクシデントについて質問すると、彼女たちは「マイクが落っこっちゃったり、セットの中にヒールが挟まっちゃったり……その場合はちょっと背伸びしながら踊って、間奏中にグッと引っこ抜いてやり過ごしました」と、これまでのエピソードを披露した。
今回14年ぶりに劇映画に出演したPerfumeは、音楽と映画の現場の空気感の違いに戸惑ったそうで、かしゆかは、「音楽の現場だとたくさんのスタッフさんが結構和やかな空気を作ってくださるんですけど、今回撮影させていただいた時に、映画の現場だからか、すごく緊張感があって、本番前の静寂がすごくてプレッシャーがあった」と振り返った。阿部は、「映画現場の準備期間は大人しくしてる。それで本番がきたらガッとやって、また静寂があって……と、ゆっくり進行していく」と、撮影現場ならではの独特なペースについて語った。一方で、Perfumeは音楽の現場は「怒涛に始まり、あっという間に終わってしまう」とも述べ、同じ芸能界でも現場によって雰囲気が大きく異なることを実感したという。
■公開情報
『ショウタイムセブン』
全国公開中
出演:阿部寛、竜星涼、生見愛瑠、前原瑞樹、平原テツ、内山昂輝、安藤玉恵、平田満、井川遥、錦戸亮、吉田鋼太郎
監督・脚本:渡辺一貴
原作:The film "The Terror, Live" written and directed by Kim Byung-woo, and produced and distributed by Lotte CultureWorks Co., Ltd. and Cine2000
配給:松竹、アスミック・エース
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