DMM TV、新作アニメの網羅性に自信 2025年春には縦型ショートドラマに参入
そうしたコンテンツに継続投資をするなか、来春には目玉のひとつともなる「縦型ショートドラマ」(1話約2、3分で30話程度)に参入予定。こちらは、世界はもちろん、日本でも注目を浴びている市場で、来春スタートで動いているという。年間20億円規模の投資を行い、優秀なクリエイターと共に作品を制作。国内外に配信予定だ。
「(ショートドラマは)今の若い方の可処分時間をどう取るのか。よく分析されたコンテンツでして、僕には(展開が)早すぎてついていくのが大変でした(笑)。でも、時間がない現代の人に向いているサービスかなと思っております」
昨今、縦型ショートドラマは数話無料で課金制のものが多いが、DMM TVでは月額料金で全話見放題(予定)。他で作られた作品はもちろん、オリジナル作品も毎月4作品以上の制作を目指すという。村中COOも「僕らは、アニメプラットフォームとしても強いので、そこに関連性のあるものをなるべく提供したいな思っております」と、自社の強みを生かして原作をベースにドラマ作りを行うとした。
最後に、村中COOは以下のように挨拶をして報告会を締めくくった。
「業界で言うと、『DMMプレミアム』や『DMM TV』は最後発のサブスク動画配信サービスとしてローンチしました。ただ、最後発でもある程度は戦えるんじゃないかという確信のもとやっておりますし、一定の市民権は得ているのかなと思っております。今後も、やり方をどんどん変化させながら、ユーザーさんに深いエンタメ体験を提供できるようになっていきたい。引き続きご期待いただければと思います」