大友康平、黒木華、佐藤大樹らが主演に 実在の移住者を描くドラマ『風のふく島』放送決定

 大友康平、黒木華、佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS)、渋川清彦、駿河太郎、本田響矢が主演を務めるオムニバスドラマ『風のふく島』が、2025年1月10日よりテレビ東京のドラマ25枠で放送されることが決定した。

 本作は、2023年9月に放送された、本郷奏多と大沢一菜がW主演を務めた木ドラ24『姪のメイ』と同じく、福島12市町村を舞台にした、実在する12名の移住者たちにフォーカスした1話完結のヒューマンドラマ。葛藤や挫折をしながらもそれぞれの課題に挑戦して移住に至る姿や、福島県の人々との交流を通じて成長していく様子を、実在する場所やモデルとなる人物にインタビューを行い、そこから着想を得たストーリーをオムニバス形式で紡ぐ。

 各話で主演を務める全12名のキャストの中から6名が発表された。双葉町に移住した「鬼」と恐れられている元復興副大臣・好川治役を大友、風景に惚れ込み川俣町に移り住むことになったカメラマン・小賀ひとみ役を黒木、南相馬市で馬の社会的地位の向上を目指す今時の青年・中村優神役を佐藤、さまざまな事情を抱えてオートバイによる競技「トライアル」での町おこし計画を川内村で行う東道進一郎役を渋川、さまざまなキャラクターのサーフィン仲間と共に、サーフィンで広野町を盛り上げるホテルマン・大迫保役を駿河、葛尾村への想いを胸に畜産業に携わり、とある事情を抱えた男と出会うことになる田伏武洋役を本田がそれぞれ演じる。

 監督陣には、『君は放課後インソムニア』『初恋、ざらり』(テレビ東京系)などの池田千尋、 お笑いコンビ・ダブルブッキングのメンバーであり、映画『裏表紙』の脚本・監督を務めた川元文太、『架空OL日記』(読売テレビ)、『殺意の道程』(WOWOW)などの住田崇、映画『市子』の戸田彬弘、映画『チワワちゃん』『真夜中乙女戦争』の二宮健、是枝裕和監督、西川美和監督のもとで監督助手を務め、映画『夜明け』でデビューを果たした広瀬奈々子、そして『時効警察』(テレビ朝日系)や映画『大怪獣のあとしまつ』などの三木聡が決定している。

 また、ギタリスト・音楽プロデューサーで、『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)の劇伴や『サンクチュアリ -聖域-』(Netflix)のメインテーマなどを手がけてきた會田茂一が『姪のメイ』から引き続き音楽を担当する。

コメント

大友康平(好川治役)

大震災からの復興。未曾有の出来事を風化させないこと。
この二大テーマに貢献できる内容のドラマに参加させていただき大きなやり甲斐と責任を感じます。東北出身者としてしっかり演じたいと思います。

黒木華(小賀ひとみ役)

現在の福島は、震災前の状態に戻していこうというよりも、もっと先の未来を見据えた復興に取り組む、希望に満ちたパワーを持っていると聞きました。そのような前へと進む福島を描いた作品に参加できることを嬉しく思いますし、何か少しでも手助けに なれるよう精一杯頑張ります。

佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS)(中村優神役)

僕の演じる主人公・中村は馬の社会的地位を向上させたい、馬術という競技をメジャーなものにしたいという夢を叶えるために“馬と共に歩むまち”南相馬市に移住し奮闘する真っ直ぐで熱い青年です。
彼が南相馬市で出会う人達は、心温かく人間味の溢れる方ばかりです。自分で決めた事や掲げた目標の為なら手段を選ばず、常に全力で困難や壁に挑む中村の成長をぜひ見守っていただきたいです!
福島県は僕の祖父母の家があり、子供の頃から毎年必ず訪れる、大好きな場所です。この作品を通して福島県の魅力が少しでも伝わるように僕も全力で演じます。

渋川清彦(東道進一郎役)

それぞれの形で福島への想いを抱き実際に移住した方をモデルにドラマを描く。
そしてその物語を背景に三木聡監督の世界に入れる事になり、奇想天外で濃い日々が待っているだろうと楽しみです。 三木監督に自分のもっているモノを委ね、何か面白い作品ができれば幸いです。

駿河太郎(大迫保役)

今回お話をいただいた時は、地上波でサーフィンを題材にしたドラマができるんや!と、驚きと嬉しさが込み上げてきました。僕が上手いかどうかは知らんけど…サーフィンが好きな気持ちはこの業界の誰よりも強いと思います。仕事でサーフィンが出来るなんて最高でしかありません。東日本大震災以降、被災された方々には、僕には理解したくてもできない程のご苦労があったと思います。そんな中、このドラマが少しでも復興支援になる事を心から願っております。

本田響矢(田伏武洋役)

田伏武洋役を演じさせていただきます、本田響矢です。
僕は福島県の葛尾村が舞台のお話で、この作品に参加させていただきます。演じる田伏という男の子は、県外から移住してきて、今は畜産農家に勤めている実在する方をイメージして作られた役です。どうして葛尾村に移住してきたのか、どうして畜産農家をやろうと思ったのか、そして葛尾村はどんな素敵な所なのか。この村の良さを役、作品を通して観てくださった皆さまに伝えられたらいいなと思います。

プロデューサー・梅山文郁(テレビ東京)

元復興大臣、キャンドル作家、パティシエ、元馬術競技者の実業家など…「人生でやりたいこと」を叶えながら、それぞれの暮らしをしている移住者。そんな実在の12人の方をモデルに、今回は彼らの生き方を描いたオムニバスドラマを制作しました。あらすじを考えるためのインタビュー取材の際、突撃にも近い私からのいきなりのご連絡にも、移住者の皆様は嫌な顔一つせず、「私ができることであれば」とご協力いただいたことが本当に嬉しく、取材後はなんだか自分も元気をもらいました。そして、2023年放送の「姪のメイ」に引き続き、福島12市町村を舞台にした企画を考えてくれた青野さんとドラマを作ることは、自分も「人生でやりたいこと」が実現できている気がして楽しいです。いま、撮影に向けて準備作業が佳境なのですが、青野さんも「毎日何かしらあって大変ですよね〜」と楽しそうにしています。楽しく、前向きに、12話の移住者の方々のお話を大事に作っています。ちょっと元気が欲しい時、このドラマにお付き合いいただければ、きっと明日が楽しみになると思います。素敵なキャストの方々にもご注目を! ぜひご覧ください!

■放送情報
ドラマ25『風のふく島』
テレビ東京ほかにて、2025年1月10日(金)スタート 毎週金曜24:42〜25:13放送
BSテレ東にて、2025年1月13日(月)スタート 毎週月曜24:00〜24:30放送
福島テレビにて、2025年3月放送予定
主演:大友康平、黒木華、佐藤大樹(EXILE / FANTASTICS)、渋川清彦、駿河太郎、本田響矢
監督:池田千尋、川元文太(ダブルブッキング)、住田崇、戸田彬弘、二宮健、広瀬奈々子、三木聡
脚本:石黒朝衣、金子鈴幸、川元文太(ダブルブッキング)、熊本浩武、広瀬奈々子、深見シンジ、三木聡
企画・プロデュース:青野華生子
プロデューサー:梅山文郁(テレビ東京)、植田郁子(テレビ東京)、伴健治(さざなみ)、三好保洋(さざなみ)
制作:テレビ東京、さざなみ
制作協力:福島イノベーション・コースト構想推進機構、ふくしま12市町村移住支援センター
©︎「風のふく島」製作委員会
公式サイト:https://www.tv-tokyo.co.jp/kazenofukushima/
公式X(旧Twitter):@tx_fukushima

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