菊池風磨&久間田琳加が“大人のピュア恋” 10月期オシドラ『私たちが恋する理由』放送決定

 菊池風磨が主演を務める『私たちが恋する理由』が、10月期のテレビ朝日オシドラサタデー枠で放送されることが決定した。

 本作は、「第2回みんなの推し恋愛マンガ大賞」の大人の恋愛部門で大賞を受賞したma2によるコミック『私たちが恋する理由』(シュークリーム『OUR FEEL』連載)を初映像化するラブストーリー。主演に菊池、ヒロインに久間田琳加を迎え、6人の男女が繰り広げる、焦れったくもほろ甘い“大人のピュア恋”を描く。

 菊池が演じるのは、営業部の課長・黒澤智也。感情をあまり表に出さず口数も少ないうえ、回りくどい言い方が苦手で口を開けばハッキリとした物言いをするため、冷たい印象で周りからは怖がられることもしばしば。煩わしい人間関係の火種になりそうな“恋”とは距離を置いていたはずの黒澤に、部下の森田葵が変化をもたらすことに。

 菊池にとってオシドラサタデーに出演するのは今回で3作品目、テレビ朝日ドラマで主演を務めるのは初となる。“笑ってはいけない”主人公・黒澤に挑むにあたり、菊池は「いや……多分笑っちゃうと思います(笑)」と本音を吐露。また、同枠オシドラサタデー『青島くんはいじわる』に出演の渡辺翔太に会う度、2回に1回は「お前、大丈夫か!?」と心配をされていることを明かした。

 それでも、「原作はキュンキュンするシーンもとても綺麗に描かれているので、僕たちもリスペクトを持って、素敵なシーンを沢山描いていけたらなと思っています」と前向きにコメント。

 一方、久間田が演じるのは、菊池演じる黒澤の部下で入社3年目の森田葵。責任感が強く努力家で弱音を吐くことが苦手。葵はある出来事をきっかけに黒澤に惹かれるが、高身長であることがコンプレックスとなり、自分に自信がなく恋愛には臆病だった。

 テレビ朝日のドラマ初出演となる久間田。ヒロイン・葵を演じるにあたり、原作のキャラクターに近づけるためにロングヘアを25センチ断髪。久間田は「この役を演じると決まった時に『切りたい!』という気持ちが前面に出てきて、即答しました」と明かした。そんな意気込みを目の当たりにした菊池は、「身が引き締まります。僕が25センチ切ったら多分、坊主……『切る』って即答できないです」と感心しつつ、「髪を切って大人っぽくなった感じがする」と伝えると、久間田は満面の笑顔を浮かべた。

 久間田は、菊池に関して「撮影に入ったらアドリブやおふざけ禁止とお聞きしていて、スタッフさんから『もし菊池さんがおふざけしたらタレ込みしてください』と言われている」と告白。それを聞いた菊池は「そんなスパイみたいなことを!!」と驚いた様子を見せた。

菊池風磨(黒澤智也役) コメント

出演が決まった時の心境

ラブストーリーのお話が来ると思わなかったので、少し驚きました。また、「ふざけちゃダメです」と言われて(笑)。毎回ふざけているつもりはないのですが、笑うことすらあまりない役のため、自分の中では非常にハードルが上がっているなと思っています。けれども、今までにない感じがお見せできたらいいなと思いました。

本作にかける意気込み

僕はオシドラ枠が誕生した最初の作品に出させてもらっているので、勝手に自分の中で思い入れがあるんです。そこで主演をやらせてもらえるのは、ありがたい気持ちもありますし、身が引き締まる思いです。ただ、これがテレビ朝日さんでの初主演なので、後々残って、何かあるごとに引っ張り出されるのがこの作品なのかと思うと、緊張してちょっと眠れないです……(笑)。

原作を読んだ感想

登場人物みんなが本当に愛おしくて、応援したくなります。全員が優しくていい人たちなので、大変素敵な世界観だなと感じました。キュンキュンするシーンもとても綺麗に描かれているので、僕たちもリスペクトを持って、素敵なシーンをたくさん描いていけたら良いなと思っています。

黒澤智也という役柄への印象

今回演じる黒澤はクールで仕事もできる一方、恋愛に対してなかなか一歩を踏み出せず、素直になれないところが丁寧に描かれているため、可愛らしいなと思っていて。あまり笑わず表情に出なくても、内側からにじみ出る性格や可愛らしさ、人としての愛おしさのようなものを丁寧に演じられたらなと思っています。自分との共通点は……全部ですかね! かっこいいですから!

基本は笑わない、仏頂面の役柄で笑わずにいられる自信

それはもう、役ですから! いや……多分笑っちゃうと思います(笑)。アドリブもダメらしいのですが、それは大丈夫だと思っています。ただ、オシドラの前の作品に出演している渡辺翔太が「お前、大丈夫か!?」って心配していました。会う度、2回に1回は言われているんです。

久間田琳加の印象、髪の毛を25センチ切った意気込みについて

最初にお会いした時、年下のような可愛さもあれば、大人のようなシュッとした感じのどっちも共存している印象を受けて、葵ちゃんにぴったりだなと感じました。髪の毛をバッサリ切って挑まれますが、本当にすごいですね。身が引き締まります。僕が25㎝切ったら多分、坊主ぐらいに…うわぁ、「切る」って即答できないです。

撮影現場で楽しみにしていること

物語では6人の男女の恋模様を描いて、いろんな矢印が向いていますが、撮影現場でもどういう感じになるのか楽しみです。例えば、誰かちょっと天然な人がいるのかなとか、どういう人間関係が築けるのかななど、ドラマの表でも裏でもワクワクしています。

視聴者へのメッセージ

秋の夜長にぴったりなキュンキュンをお届けしたいと思いますので、皆さん、ぜひ楽しみにしていただけると幸いです。

久間田琳加(森田葵役) コメント

出演が決まった時の心境

とても嬉しかったです。これまで働いている女性を演じたことがあまりなかったので、そこは自分にとって挑戦だなと思いました。これから撮影入りますが、どういう感じになるのか、ワクワクした気持ちでいっぱいです。

本作にかける意気込み

私は、髪の毛を25㎝ぐらいカットしたというのが、今回の意気込みの1つです。この気合いを忘れず、最後まで駆け抜けたいと思っています。

原作を読んだ感想

とてもリアルだなと感じて、本当にこういうことが起きたら自分もドキッとしそうだなと思いました。それぞれの心の揺れ動きが、皆さんに共感していただけるかなと感じたので、演じる時も心情を丁寧に描いていけたらいいなと思っています。

森田葵という役柄への印象

葵は控えめというわけではなく、突然大胆になったり、かっこいい面もあり、可愛らしい面もある、いろんな表情を持っている子だなと思いました。葵の中でコンプレックスがありますが、それがどんどん溶けていく感じに、温かい気持ちと同時に、とても親近感を感じられる役だなと思いました。また、高身長という役なので、自分自身「伸びたい」と念じながら過ごしています(笑)。


髪を25センチカットすると決めた時の心境

この役を演じると決まった時に「切りたい!」という気持ちが前面に出てきて、即答しました。あまりの即決にマネージャーさんが心配になるほどで(笑)。それぐらいの気合いで挑みたいと思いました。ただ、切ったばかりなので、この姿で初めてカメラの前に立った時、映る自分が自分じゃないみたいでした。ちょっとまだ慣れず、鏡の前に行ってもびっくりしちゃいますね(笑)。

主演の菊池風磨の印象

菊池さんはイメージしていた通りと言いますか、本当に面白くて、場をすごく和ませてくださって、私が緊張しいなところがあるので、とても心強いです。でも、撮影に入ったらアドリブとおふざけ禁止とお聞きしていて、スタッフさんから「もし菊池さんが何かされたらタレ込みしてください」と言われています(笑)。そんな中で菊池さんがどういう感じで演じられるのか、とても楽しみです。

撮影現場で楽しみにしていること

“おふざけ禁止”で“アドリブなし”とお聞きしているので、菊池さんをはじめ、皆さんがそれを守り通せるのか、どのような現場になるのか、楽しみです。

視聴者へのメッセージ

六者六様の男女の“大人のピュア恋”は、いろんな方に共感していただけるドラマになると思います。毎週楽しみにして頂けるよう頑張りますので、皆さん、ぜひよろしくお願いします。

ma2(原作)コメント

ドラマ化してくださることになり、光栄でした。ドラマを通じて、原作を読んでみようと思ってくれる人が増えてくれたら幸いです。
私自身、黒澤のキャラクターをつかめたのも連載が始まってだいぶ経ってからなので、きっと菊池さんもキャラを掴むのにご苦労されるかと思いますが、だからこそ
菊池さんが演じる黒澤が楽しみです。また、久間田さんは役作りのために髪を切ってくださったこと、挑戦してくださったことに感謝しかないです。ぜひ、のびのび演じていただきたいです。
原作のシーンを活かしながらも、また違う時間軸で進むストーリーに私自身わくわくしています。ドラマならではの奥行き感やキャラの関係性など、原作にはない新たな魅力にも注目していただきたいですし、ドラマでしか味わえない温度やセリフの間など、みなさん一緒に楽しみましょう。

■放送情報
『私たちが恋する理由』
テレビ朝日系にて、10月12日(土)スタート 毎週土曜23:00〜23:30放送
出演:菊池風磨、久間田琳加
原作:ma2『私たちが恋する理由』(シュークリーム『OUR FEEL』連載)
脚本:山田由梨、綿種アヤ、藤平久子
演出:湯浅弘章、吉野主、松浦健志
エグゼクティブプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:残間理央(テレビ朝日)、島本講太(ストームレーベルズ)、疋田理紗(ザフール)
制作協力:ザフール
制作:テレビ朝日、ストームレーベルズ
©︎テレビ朝日

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