愛すべき“ヴィランたち” 時代とともに変化したキャラクター像
近年、アニメーションにおける対立構造の要となる悪役・ヴィランのキャラクター像が変化しつつある。“善”と“悪”、“陽”と“陰”、あるいは“白”か“黒”か。物語における対立構造は緊張感をもたらすために欠かせない要素だ。しかし、ヴィランの複雑な心理描写を描く作品が増えたことで、観客にヴィランへの共感を引き出し、純度100%のヴィランが絶滅危惧種となった。本特集では、時代とともに変化してきたヴィランたちの魅力を辿りながら、悪役側の視点から見た作品の可能性を探っていく。
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