永尾柚乃、『ブラック・ジャック』で助手のピノコ役に 「アッチョンブリケ!」も完全再現
6月30日21時より放送される高橋一生主演のテレビ朝日ドラマプレミアム『ブラック・ジャック』に永尾柚乃が出演することが決定した。
2023年に連載50周年を迎えた手塚治虫の同名漫画を、24年ぶりにテレビドラマ化する本作。法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックが、コロナ禍を経て令和の時代に蘇る。
主人公ブラック・ジャックに扮するのは、『岸辺露伴は動かない』(NHK総合)、『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』(テレビ朝日系)などの高橋。『アルプススタンドのはしの方』『性の劇薬』の城定秀夫が監督を務め、『JIN -仁-』(TBS系)、『ごちそうさん』(NHK総合)、『天皇の料理番』(TBS系)に加え、2025年放送のNHK大河ドラマ『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』の脚本も手がける森下佳子が脚本を担当する。
永尾が演じるのは、ブラック・ジャックの助手、ピノコ役。永尾は、2023年に『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)に出演、その後も映画『ゴールデンカムイ』(2024年)や『JKと六法全書』(テレビ朝日系)など出演作が続いている。
双子の姉の体内に脳や手足、内臓などがバラバラに収まった状態で、18年間生き続けてきたピノコ。その後ブラック・ジャックによって摘出された彼女は、晴れて人間の女の子の身体を得ることに。今では、困難な手術を次々と請け負うブラック・ジャックの“最高の助手”として大活躍している。
また、見た目は幼児ながらも中身はれっきとした18歳の乙女。自分を娘のように扱うブラック・ジャックを尻目に、彼の妻だと言い張り、時に嫉妬深さも見せるなど、キュートでおませな一面も。
そんなピノコを演じる永尾は、原作の大ファンであることを明かし、「家族で大好きな作品なので、本当にうれしくて、ずっとぴょんぴょん飛びました」と、出演オファーを受けた際の興奮ぶりを告白。「できる限りピノコらしさをなくさないように、気持ちを込めて演じさせていただきました」と語った。また、実際の撮影では18歳の心を丁寧に模索する一方、両頬をむぎゅっと押しながら「アッチョンブリケ!」と叫ぶピノコ特有の感情表現も再現した。
永尾は、ピノコの好きところについて尋ねられると、「大好きなブラック・ジャック先生のためにいつも、どんなことでも一生懸命なところが好き」と即答。「高橋さんも妖怪が好きなので、妖怪の本も貸してくれて、妖怪のことをいろいろと教えてくれました。いつも、どんな時でも優しくて面白くて、すごく楽しかったです」と声を弾ませた。
永尾柚乃(ピノコ役) コメント
出演オファーを受けた際の心境
家族で大好きな作品なので、本当にうれしくて、ずっとぴょんぴょん飛びました。これからピノコになれるんだと思って、ワクワクと緊張ですごくうれしかったです。
高橋一生との撮影時の思い出
高橋さんも妖怪が好きなので、妖怪の本も貸してくれて、妖怪のことをいろいろと教えてくれました。いつも、どんな時でも優しくて面白くて、すごく楽しかったです。
ピノコの衣裳やメイクについて、 お気に入りのポイント
衣裳もメイクも全部お気に入りなのですけど、特に頭につけているリボンと、指輪がお気に入りです。
ピノコの好きなところ
ピノコはブラック・ジャック先生が大好きで、先生のためにいつも、どんなことでも一生懸命なところが好きです。実は18歳なので、18歳の心を入れて「ピノコだったらこうするだろうな。こういう言い方だろうな」と思いながら演じていました。
視聴者へのメッセージ
手塚治虫先生の『ブラック・ジャック』は、大好きな方がいっぱいいらっしゃる作品だと思います。私自身も大好きな作品なので、できる限りピノコらしさをなくさないように、気持ちを込めて演じさせていただきました。ぜひ見ていただけたら、うれしいです! どうぞよろしくお願いします。
■放送情報
『ブラック・ジャック』
テレビ朝日系にて、6月30日(日)21:00〜放送
出演:高橋一生、石橋静河、味方良介、山内圭哉、千葉哲也、玉置孝匡、奥田瑛二、松本まりかほか
原作:手塚治虫
脚本:森下佳子
音楽:大間々昂
人物デザイン監修・衣装デザイン:柘植伊佐夫
監督:城定秀夫
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:飯田サヤカ(テレビ朝日)、齋藤梨枝(テレビ朝日)、島田薫(東映)、土井健生(東映)
制作:テレビ朝日、東映
©Tezuka Productions