北村匠海&オズワルド、『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』ゲスト声優に

 8月9日に全国公開される『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』のゲスト声優として、北村匠海とオズワルド(伊藤俊介、畠中悠)が出演することが発表された。

 2023年夏に公開された映画『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜』が、シリーズ初となる“3DCG”映画としてシリーズ最高興収を達成した『映画クレヨンしんちゃん』。シリーズ31作目の監督を務めるのは、『デュエルマスターズ』シリーズの佐々木忍。脚本は『クレヨンしんちゃん』TVアニメシリーズでも脚本を担当しているモラルが手がける。佐々木とモラルが『映画クレヨンしんちゃん』で監督・脚本を務めるのは、今回が初となる。

 シリーズ最新作となる本作では、野原家の愛犬・シロと“小さな恐竜”の友情、彼らとの触れ合いを通じてしんのすけたちカスカベ防衛隊のひと夏の成長が描かれる。さらには野原一家が住むカスカベ、そして東京のド真ん中で絶滅したはずの恐竜が縦横無尽の大暴れ。臨場感あふれるアニメーションと壮大なスケールで贈る『映画クレヨンしんちゃん』シリーズ史上初の恐竜超大作ムービーだ。

 映画『東京リベンジャーズ』シリーズで主演を務め、現在放送中の日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系)にも出演している北村が演じるのは、恐竜が大好きな生物学の研究者・ビリー。シロがカスカベの河原で出会った小さな恐竜・ナナの秘密を巡って、しんのすけたちカスカベ防衛隊と行動を共にするという役どころだ。

 『クレヨンしんちゃん』にまつわる思い出について北村は「『クレヨンしんちゃん』は映画 が公開されたら家族で観に行っていて、自分の家族像と野原家が近いのですごく安心感があり、子どもの時から大好きな作品でした」と本シリーズへの愛が溢れるエピソードを明かした。さらに、「お話をいただいた際に監督さんからお手紙をいただいて、『ビリー』という人物は北村匠海という人間を想いながら作ってくれたキャラクターだと直筆で書いてあって、すごく感動しました」と語った。

 そして、第42回ABCお笑いグランプリ王者の称号を持つ芸人・オズワルドの伊藤と畠中が、しんのすけたちカスカベ防衛隊とあいちゃんが訪れる、現代に恐竜をよみがえらせた一大テーマパーク“ディノズアイランド”の運営&システム管理者のアンモナー伊藤と、“ディノズアイランド”のスタッフ・チュウをそれぞれ演じる。本作で声優初挑戦となる2人。伊藤は、「年1回の映画のゲストで出させてもらうポジションをわざわざ我々にオファーしてくださったのはすごく嬉しいですね。初めて、『もしかしたら売れてんのかな?』って思った瞬間です」、畠中は「『なんで僕らなんだろう?』と思ったんですけど、監督にお話を聞いたらお笑いが好きだということで、そういうご縁があって仕事をさせてもらっているんだなと思ったら、普段の漫才とかもしっかりさぼらずにやらないとなって思いましたね」と喜びのコメントを寄せた。

コメント

北村匠海(ビリー役)

「クレヨンしんちゃん」は映画が公開されると家族で観に行っていて、自分の家族像と野原家が近いのですごく安心感があり、子どもの時から大好きな作品でした。お話をいただいた際に監督さんからお手紙をいただいて、「ビリー」という人物は北村匠海という人間を想いながら作ってくれたキャラクターだと直筆で書いてあって、すごく感動しました。アフレコでは「今、しんちゃんと会話してる!」というワクワクもありながら、自分なりにできることを試行錯誤して頑張ったので、達成感もありすごく楽しく演じさせていただきました。 

オズワルド 伊藤俊介(アンモナー伊藤役)

年1回の映画のゲストで出させてもらうポジションをわざわざ我々にオファーしてくださったのはすごく嬉しいですね。初めて、「もしかしたら売れてんのかな?」って思った瞬間です。「クレヨンしんちゃん」って、子ども向けのアニメだと思って観ている方が多いかと思うんですけど、実は大人が観ても楽しめる作品。毎年大ヒットしていて、これだけずっと人気なのでもちろん本作も面白かったんですけど、ずっと「僕はこのアンモナーの役をやるんだな」って思いながら見ていて、途中で「畠中は誰をやるんだ?」と。あとで正解を聞きましたが、ものすごくセリフの量に差があって・・・これギャラ同じだったらブチギレますよ。本当に(笑)。

オズワルド  畠中悠(チュウ役)

「なんで僕らなんだろう?」と思ったんですけど、監督にお話を聞いたらお笑いが好きだということで、そういうご縁があって仕事をさせてもらっているんだなと思ったら、普段の漫才とかもしっかりさぼらずにやらないとなって思いましたね。
「クレヨンしんちゃん」って親子で観に行くことを想定して作られてると思うんですけど、絶対子どもが分からないようなシーンとかありますよね。僕らでもギリギリ分かるか分からないかぐらいのドラマのオマージュが入ったりして、いま小学生ぐらいのお子さんがいるお父さんお母さんが一緒に観に行っても楽しめるところが「クレヨンしんちゃん」のすごいところだなと思いますね。

(左から)畠中悠、伊藤俊介

■公開情報
『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』
8月9日(金)全国ロードショー
原作:臼井儀人(らくだ社)『まんがクレヨンしんちゃん.com(https://manga-shinchan.com)』連載中
監督:佐々木忍
脚本:モラル
声の出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ、真柴摩利
ゲスト声優:北村匠海、伊藤俊介(オズワルド )、畠中悠(オズワルド)
配給:東宝
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2024
公式サイト:https://www.shinchan-movie.com/
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