佐野晶哉×黒木瞳の親子シーンを平泉成も絶賛 『明日を綴る写真館』新場面写真公開

 6月7日に公開される平泉成主演映画『明日を綴る写真館』より、5月12日の「母の日」にちなんだ新場面写真が公開された。

 本作は、あるた梨沙による同名漫画を実写映画化した人間ドラマ。年齢も考え方も全く違う“自分に素直になれない”という共通点を持つ2人が、人々の抱える“想い残し”のために奔走し、自分自身と向き合い、互いに影響し合いながら成長し、やがて思いもよらない奇跡を起こす。

 80歳にして映画初主演となる平泉が、自身の趣味である写真撮影ともリンクするカメラマン役として、さびれた写真館を営む鮫島役を演じる。そのほか、5月15日にCDデビューを控えるAぇ! groupの佐野晶哉が、鮫島に憧れるカメラマン・太一役に抜擢された。さらに佐藤浩市、吉瀬美智子、高橋克典、田中健、美保純、赤井英和、黒木瞳、市毛良枝らがキャストに名を連ねている。

 本作で佐野が演じた太一は、黒木が演じる業界屈指のウエディングプランナーで多忙な太一の母・冴絵に対し、寂しいと素直に言えずに育った。その結果、太一は自分の殻に閉じこもり、家族とのコミュニケーションを避けるように。しかし、一枚の写真をきっかけに鮫島に弟子入りし、ともに働き、鮫島の写真家としての想いや、鮫島写真館で訪れる人々の“想い残し”に触れるうちに、自分自身にも長い間抱えている“想い残し”があることに気づいていく。そんな中、疎遠だった母から仕事の依頼が入り、避けていた母親との関係が次第に変化していく。

 佐野との共演について黒木は「とても魅力的で可能性を秘めた方」と語る。「一緒にお芝居をして刺激を受けました」とも語っており、本作で初共演となった佐野の、俳優としてのポテンシャルの高さと今後の活躍に期待を寄せる。

 そんな佐野と黒木の共演シーンについて、主演の平泉は「太一が(黒木演じる)母親の写真を撮るとこなんか、僕はジーンときて、泣かせてもらいました。とても良いシーンになったよね」と振り返る。太一が母親を撮影しながら、「ズキッと刺さる一言をお母さんに言うんだけど、そのセリフを非常に上手に佐野君が言っているのが良かった。若者と年配者の両方が良い形になっていく、素晴らしいシーンだった素晴らしいシーンだったなあと思って見ていましたね」と絶賛した。

 公開された場面写真には、佐野と黒木が親子として距離を縮めていく様子の一場面が切り取られている。

■公開情報
『明日を綴る写真館』
6月7日(金)全国公開
出演:平泉成、佐野晶哉(Aぇ! group)、嘉島陸、咲貴、田中洸希、吉田玲、林田岬優、佐藤浩市、吉瀬美智子、高橋克典、田中健、美保純、赤井英和、黒木瞳、市毛良枝
原作:あるた梨沙『明日を綴る写真館』(BRIDGE COMICS / KADOKAWA 刊)
企画・監督・プロデュース:秋山純
脚本:中井由梨子
企画協力:PPM
製作:ジュン・秋山クリエイティブ
配給:アスミック・エース
©2024「明日を綴る写真館」製作委員会 ©あるた梨沙/KADOKAWA
公式サイト:https://ashita-shashinkan-movie.asmik-ace.co.jp/
公式X(旧Twitter):@shashinkan_m(https://twitter.com/shashinkan_m)

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