役所広司『八犬伝』に渡邊圭祐、水上恒司、板垣李光人ら出演 特報&ティザービジュアルも

 10月に全国公開される役所広司主演映画『八犬伝』の新キャストとして、渡邊圭祐、鈴木 仁、板垣李光人、水上恒司、松岡広大、佳久創、藤岡真威人、上杉柊平、栗山千明の出演が発表され、あわせて特報映像が公開された。

 本作は、山田風太郎のファンタジー小説『八犬伝 上・下』(角川文庫刊)を、『ピンポン』や『鋼の錬金術師』シリーズの曽利文彦が監督を務め映画化するエンターテインメント大作。里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられる若き8人の剣士たちの戦いを描く。

 主人公・滝沢馬琴を役所が演じるほか、葛飾北斎を内野聖陽、八犬士の運命を握る伏姫を土屋太鳳、馬琴の息子・宗伯を磯村勇斗、宗伯の妻・お路を黒木華、馬琴の妻・お百を寺島しのぶがそれぞれ演じる。

 今回発表された新キャストは、里見家にかけられた呪いを解くため引き寄せられる八犬士を演じる渡邊、鈴木、板垣、水上、松岡、佳久、藤岡、上杉、そして八犬士の“最大の敵”として立ちはだかる栗山の9名。

 渡邊は犬塚信乃、鈴木は犬川荘助、板垣は犬坂毛野、水上は犬飼現八、松岡は犬村大角、佳久は犬田小文吾、藤岡は犬江親兵衛、上杉は犬山道節をそれぞれ演じる。栗山は、里見家を怨み、その怨念で里見家を祟る八犬士の最大の敵である玉梓役を担当する。

映画『八犬伝』特報映像

 公開された特報映像では、筆を握る馬琴(役所広司)に「あんた、何で戯作を書いているんだ?」と盟友・北斎(内野聖陽)が尋ねるセリフから始まり、運命に翻弄される八犬士の戦いを捉えた八犬伝「虚」の世界と、その物語を生み出した馬琴の創作の神髄に迫る「実」の2つの世界の映像が交錯する様子が捉えられている。そして「どうしてもやり切らねばならぬことがあるんだ」と生涯をかけて『八犬伝』を書き上げることに執念をにじませる馬琴のセリフで幕を閉じる。

 あわせて、ティザービジュアルと場面写真も公開。ティザービジュアルでは、馬琴が思い描く世界で八犬士が躍動する姿が、場面写真では、馬琴と北斎、八犬士の姿が切り取られている。

■公開情報
『八犬伝』
10月全国公開
出演:役所広司、内野聖陽、土屋太鳳、渡邊圭祐、鈴木仁、板垣李光人、水上恒司、松岡広大、佳久創、藤岡真威人、上杉柊平、栗山千明、磯村勇斗、黒木華、寺島しのぶ
原作:『八犬伝 上・下』山田風太郎(角川文庫刊)
脚本・監督:曽利文彦
配給:キノフィルムズ
製作:木下グループ
制作:unfilm
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