島崎遥香「私にしか出せないカラーを」 AKB48時代に鍛えられた“内面の強さ”が武器に
AKB48で鍛えられた内面の強さ
ーー島崎さんのキャリアについても聞かせてください。この6年の間にドラマや映画、舞台など役者としても数々の作品に出演されてきましたが、20代最後の今年、そして来年からの30代に向けて、何かビジョンはありますか？
島崎：今年は幅広く新しいことにチャレンジしようと決めていて。日常でも、なるべく新商品を買うことを意識しているんです。なのでこれからは、新しく始めたことをレベルアップさせていきたいなと思っていて。お芝居に関しては、海外のファンの方たちもいっぱい待ってくれているので、海外のファンの方たちに観てもらえるような作品に出られたら嬉しいです。
ーー海外作品への出演にも意欲があると。
島崎：韓国の作品が好きなので、よく観ていて。特にドロドロした話が好きなので、そういう作品に出てみたいですね。あとは“頑張るけど頑張りすぎない”こと。もちろん頑張るんですけど、常に余裕を持っていたいなとは思っていて。その中で、お芝居にしてもバラエティにしても、私にしか出せないカラーを持ち続けられるようにしたいです。
ーーAKB48時代は「塩対応」と揶揄されたりもしていましたが、最近はそういう声を聞くことも少なくなってきましたよね。
島崎：私自身は昔から本当に何も変わっていなくて。とにかく嘘がつけないので、良くも悪くも“ありのまま”が出てしまうんですよね。舞台挨拶とかでも、みなさん素敵な挨拶をされるんですけど、私はちゃんとしたことをあまり言えないし、逆に私がみなさんと同じような挨拶をしたとしたら、つまらない人間になっちゃうのでは、という意地みたいなところもあって。
ーーそういうところはAKB48時代から一貫していると。
島崎：自分は何一つ変わっていないんですけど、あの頃は働きすぎて疲れていたのも大きかったとは思います。あと変わったとしたら2020年にYouTubeを始めてからですかね。YouTubeを始めたことによって、周りからの見え方が変わったのかなと。
ーーAKB48での数年間はいまの活動のベースになっている？
島崎：それは間違いなくそうですね。やっぱりAKB48時代にいろんな修羅場を経験しているので、どれだけ大きな会場で舞台挨拶をするとなっても、全く緊張することがないので。そういう度胸だったり、内面の強さは、AKBで鍛えられたものだなと思います。AKBにいたときは、そのときの活動がその後の人生に大きく関わるとは思っていなかったんですけど、いま振り返るとだいぶ活かされていて。AKB時代はとにかく強烈な数年間だったので、いまでも身体中に染み付いているような感覚なんですよね。そうやってひとつひとつの経験がこれからも大事になってくると思うので、いまを大切にしながら歩んでいきたいと思います。
■公開情報
『ゆとりですがなにか インターナショナル』
全国公開中
出演：岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥、安藤サクラ、仲野太賀、吉岡里帆、島崎遥香、木南晴夏 上白石萌歌、吉原光夫、中田喜子、吉田鋼太郎
脚本：宮藤官九郎
監督：水田伸生
主題歌：「ノンフィクションの僕らよ」感覚ピエロ（JIJI.Inc）
製作：日テレ アックスオン
配給：東宝
©2023「ゆとりですがなにか」製作委員会
公式サイト：https://yutori-movie.jp/
公式X（旧Twitter）：@yutori_ntv
公式Instagram：＠yutori_movie
公式TikTok：@yutori_movie
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＜応募締切＞
11月4日（土）