鋭い眼光で凄む倉悠貴、物怖じしない与田祐希の姿も 『OUT』場面写真一挙公開

 11月17日に公開される品川ヒロシ監督・脚本作『OUT』の場面写真が一挙公開された。

 本作は、 秋田書店『ヤングチャンピオン・コミックス』で連載されている同名ヤンキー漫画を実写映画化するもの。原作は、品川の中学からの友人・井口達也の青年時代を詰め込んだ実録物語だ。

 “狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也(倉悠貴)が、少年院から出所。しかし、保護観察中の達也は、次喧嘩をすれば一発アウトである。そして、地元から遠く離れた叔父叔母の元、焼肉店・三塁で働きながらの生活を始める。そんな彼の前に現れたのは、暴走族「斬人(キリヒト)」副総長の安倍要(水上恒司)だった。この出会いが達也の壮絶な更生生活の始まりになる。暴走族の抗争、新しい仲間・家族との出会い、守るべきものができた達也の進む道はーー。

 公開された場面写真には、主人公・達也や、達也と深い関わりを持っていくことになる暴走族「斬人(キリヒト)」メンバーらの姿が切り取られている。達也が鋭い眼光で凄むシーンや、「斬人」の面々に取り囲まれる達也の姿、さらに、「斬人」の副総長・要との今にも殴り合いが始まりそうな睨み合いのシーンも。特攻服を着て集結する「斬人」を捉えたカットには、オーラとカリスマ性でチームをまとめる総長・丹沢敦司(醍醐虎汰朗)の姿も切り取られている。

 また、達也の更生に協力する焼肉屋「三塁」主人のおじちゃん(杉本哲太)、おばちゃん(渡辺満里奈)の心配そうな表情や、誰が相手でも物怖じせず、達也や総長・丹沢をも一喝するヒロイン・皆川千紘(与田祐希)の姿を捉えたカットも公開された。

 品川監督は完成間近の本作について、「映画を撮りはじめるきっかけになったジャンルである“ヤンキー映画”“不良モノ”は、WOWOWのドラマ『ドロップ』とこの映画『OUT』で最後、撮り収めのつもりで、やりたいことを全部詰め込もうと思っていました。自分も楽しく読ませて頂いている原作コミックの魅力もあるし、映画らしいアクションも見せたい、男のバカみたいなところも描きたい。喧嘩をせずに耐えなきゃいけない達也として、倉くんのナイーブな一面やセンシティブな芝居が活きてきて、高度なアクションも要求したので肉体的にも毎日相当しんどく大変だったと思いますが、非常に素晴らしい表現をしてくれました。皆さんに面白いと言ってもらえるよう、完成に向けて緊張感のある日々です」とコメントを寄せている。

■公開情報
『OUT』
11月17日(金)公開
出演:倉悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希(乃木坂46)、水上恒司、 與那城奨(JO1)、大平祥生(JO1)、金城碧海(JO1)、小柳 心、久遠 親、山崎竜太郎、宮澤 佑、長田拓郎、仲野 温、じろう(シソンヌ)、大悟(千鳥)、 庄司智春(品川庄司)、渡辺満里奈、杉本哲太
原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)
監督:脚本:品川ヒロシ
制作:吉本興業 
制作協力:ザフール
配給:KADOKAWA
©2023『OUT』製作委員会 
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/out-movie 
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/out_moviejp 
公式Instagram:https://www.instagram.com/out_moviejp

関連記事