イザベル・ユペール主演の社会派サスペンス 『私はモーリーン・カーニー』10月公開決定

 イザベル・ユペール主演映画『La Syndicaliste(原題)』が、『私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?』の邦題で10月20日に日本公開されることが決定した。

 本作は、会社とその未来、そして従業員の雇用を守るため、中国とのハイリスクな技術移転契約の内部告発者となったモーリーンが、自宅で襲われるという肉体的暴力と、それを自作自演だと自白を強要する権力側からの精神的暴力に対し、屈することなく6年間闘い続け、無罪を勝ち取るまでを描いた実話を映画化したもの。社会や組織における女性、政治と経済の権力構造、労働組合、裁判、原子力発電、中国問題、夫婦の関係など、今の日本にも共通する問題が、モーリーンを軸にサスペンスフルな展開で描かれる。なお本作は、第79回ヴェネチア国際映画祭労働・環境人材育成財団賞を受賞している。

 世界最大の仏原子力会社の労働組合代表だったモーリーン・カーニーを演じるのは、『ピアニスト』『エル ELLE』などのユペール。5万人以上の雇用を脅かす中国とのハイリスクな極秘取引を知り、内部告発者となってそれを明るみに出し、政府の閣僚や企業のトップに捨て身で立ち向かう役柄に挑んでいる。

 監督を務めたのは、ユペールが主演を務めた『ゴッドマザー』を手がけたジャン=ポール・サロメ。脚本は、『ローズメイカー 奇跡のバラ』のファデット・ドゥルアール、撮影は『1640日の家族』のジュリアン・ハーシュ、音楽は『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』のブリュノ・クーレが担当している。

 あわせて公開されたポスタービジュアルは、モーリーン(イザベル・ユペール)が、大勢の従業員を背に、壮絶な戦いに身を投じていく瞬間を切り取ったデザインとなっている。

■公開情報
『私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?』
10月20日(金)より、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国順次公開
監督:ジャン=ポール・サロメ 
脚本:ファデット・ドゥルアール 
撮影:ジュリアン・ハーシュ
音楽:ブリュノ・クーレ       
出演:イザベル・ユペール、グレゴリー・ガドゥボア、フランソワ=グザヴィエ・ドゥメゾン、ピエール・ドゥラドンシャン、アレクサンドリア・マリア・ララ、ジル・コーエン、マリナ・フォイス、イヴァン・アタル
配給:オンリーハーツ 
2022年/フランス・ドイツ/ヘブライ語/121分/ヨーロピアン・ビスタ/カラー/原題:La Syndicaliste/1:2:35/5.1ch
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