『石子と羽男』で感じた有村架純の器の大きさ

ーーそもそも片岡さんがお芝居の世界に興味を持ったきっかけは何だったんですか？

片岡：父がすごく映画好きな人なので、私も小さいときから映画やドラマを観ることが多かったんです。父が役者さんの表現に注目しながら映画を観るタイプなので、私もよく役者さんの演技に注目していて、ちょっとしたセリフの言い方や目の動きのお芝居で、誰かの気持ちが変わるのが本当にすごいなというところにまず感動して。私も誰かの心を少しでも動かせるような、そういう表現者になりたいなというのが、このお仕事を目指したきっかけでした。

ーー惹かれた方だったり憧れの方はいるんですか？

片岡：特定の方はいないんですけど、いままで共演させていただいた方は本当に素敵な役者さんばかりなので、共演者の皆さんから学ぶことは多いです。特に、『石子と羽男』で一番最初に共演させていただいた有村架純さんは、人としての器が本当に素晴らしいなと感じました。

ーー有村架純さんは事務所の先輩でもいらっしゃいますよね。

片岡：そうなんです。役柄的にもパラリーガルと幼い少女という関係で、有村さんに受け止めていただく部分が多かったんですけど、役以外のところでも、実際に現場にいて「いま受け止めてくださっているな」と感じることがありました。有村さんの持たれている優しさや、人としての思いやりの深さを感じられて、すごく素敵な方だなと思いました。

ーー片岡さんのデビューは、昨年発表された優里さんのMV「レオ」でした。驚くべきことに、まだ1年ちょっとしか経っていなんですね。

片岡：そうですね。一つ一つの現場で学ばせていただいていることが本当に多いです。私は役として現場にいるときが本当に幸せで、楽しませていただいているので、これからもいっぱいお仕事をさせていただきたいですし、いまがすごく充実しているなと感じています。

ーー今年20歳になられますが、20代に向けて何か目標や夢はありますか？

片岡：まだ20歳になる実感がわかなくて……。時間の流れはものすごく早いなと日々感じながら、後悔がないように、とにかくお仕事に100%でいたいなと感じています。

ーー『石子と羽男』以降、4クール連続でドラマ出演という大活躍をされていますが、今後演じてみたい役や挑んでみたいジャンルは？

片岡：いまはいただいたお仕事ひとつひとつに全力で向き合いたいので、特定のものはないんですけど、狂気に満ち溢れた役とかは1回やらせていただいてみたいです。どういう感じになるんだろうと、自分でも未知なので気になります（笑）。あと、“カメレオン俳優”という言葉があると思うんですけど、それぐらい作品によって全く違う表現ができるような役者さんになりたいなと思っています。

■放送情報
金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』
TBS系にて、毎週金曜22:00～22:54放送
出演：山田裕貴、赤楚衛二、上白石萌歌、井之脇海、古川琴音、藤原丈一郎（なにわ男子）、日向亘、片岡凜、池田優斗、金澤美穂、宮崎秋人、村田秀亮（とろサーモン）、志田彩良、白石隼也、大西礼芳、坪倉由幸（我が家）、山口紗弥加、前田公輝、濱津隆之、杉本哲太、松雪泰子
脚本：金子ありさ
演出：田中健太、岡本伸吾、加藤尚樹
プロデューサー：宮﨑真佐子、丸山いづみ
編成：吉藤芽衣、平岡紗哉
製作：TBSスパークル、TBS
©︎TBS
公式サイト：https://www.tbs.co.jp/p_train823_tbs/
公式Twitter：＠p_train823_tbs
公式Instagram：p_train823_tbs

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＜応募締切＞
7月7日（金）