「役との出会いで自分自身も豊かな気持ちになれる」

ーー昨年は『鎌倉殿の13人』で大河ドラマ初出演も経験されました。

福地：『鎌倉殿の13人』は私もいち視聴者として楽しみにしていた作品だったので、まさか自分がその世界に登場することになるとは、という驚きがありました。他の役者さんたちがどれだけ細かく役作りをしているのかを楽しませてもらっていた作品でもあったので、実際に共演者の皆さんとお芝居させていただけるという経験がありがたかったです。いろんな夫婦の形がある中で、初という役を通して、泰時さん（坂口健太郎）を支えることができて、とても光栄でした。

ーー初の朝ドラ出演となった『なつぞら』に続いて反響も大きかったのでは？

福地：大河ドラマは歴史もありますし、その反響の大きさに、本当にたくさんの人が観てくださっているんだなと感じました。朝ドラも大河も本当にたくさんの人に愛されている作品なので、私自身も特別な思いがあります。

ーー福地さんがこれまで出演されてきた作品を並べてみると、「友達にいたらいいな」と思えるような役柄が多いです。

福地：私もそうですね。そういう役との出会いで、自分自身が豊かな気持ちになれるところがあって。いろんな役に出会うことで心が豊かになっていきますし、この役柄のこの部分を自分に取り入れたいと思って実践することで、日々成長できているような気がします。うまくできているかは分からないですが、いいなって感じる発見があるだけでも、このお仕事を楽しめているということなのかなと思います。

ーー今後、何かやってみたいことはありますか？

福地：趣味の延長線上みたいな話なんですけど、私はいろんなところにお出かけするのが好きで、友人とどこかに行くたびに写真や映像に収めて、思い出を残したりしているんです。アルバムの整理をする時間も好きだったりするので、そういった写真や映像をひとつのものにまとめてみたいなと思っていて。今年なのか来年なのかは分からないけれど、写真を撮っている友人と、作品集みたいなものを出せたらいいね、という話をこの間していたんです。どういう人になりたいとかあるけれど、かわいいおばあちゃんになれていたら幸せだよね、と2人で話しました。

福地桃子の撮り下ろしカット

■放送情報
『それってパクリじゃないですか？』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00～放送
出演：芳根京子、重岡大毅（ジャニーズWEST）、常盤貴子、渡辺大知、福地桃子、朝倉あき、豊田裕大、諏訪雅、高橋努、相島一之、赤井英和、野間口徹、ともさかりえ、田辺誠一
原作：奥乃桜子『それってパクリじゃないですか？ ～新米知的財産部員のお仕事～』（集英社オレンジ文庫刊）
脚本：丑尾健太郎
演出：中島悟ほか
チーフプロデューサー：三上絵里子
プロデューサー：枝見洋子、森雅弘、岡宅真由美（アバンズゲート）
制作協力：AX-ON、アバンズゲート
製作著作：日本テレビ
©︎日本テレビ
公式サイト：https://www.ntv.co.jp/sorepaku/
公式Twitter：@sorepaku_ntv
公式Instagram：@sorepaku_ntv
公式TikTok：@sorepaku_ntv

プレミアムドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』
NHK BSプレミアム・BS4Kにて、毎週日曜22:00～22:50放送
出演：河合優実、坂井真紀、吉田葵、福地桃子、奥野瑛太、林遣都、古舘寛治、山田真歩、錦戸亮、美保純ほか
原作：岸田奈美 
脚本・演出：大九明子 
脚本：市之瀬浩子、鈴木史子 
音楽：髙野正樹
制作統括：坂部康二（NHKエンタープライズ）、伊藤太一（AOI Pro.）、訓覇圭（NHK）

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＜応募締切＞
6月28日（水）