石橋静河&畑芽育、『ノッキンオン・ロックドドア』出演へ 松村北斗&西畑大吾と初共演

 SixTONESの松村北斗となにわ男子の西畑大吾がW主演を務める7月期オシドラサタデー『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系)に、石橋静河と畑芽育が出演することが決定した。

 本作は、ドラマ初共演となる松村と西畑が、得意分野も性格もまるで違うW探偵に扮し、数々の難事件に挑むミステリードラマ。

 松村が演じるのは、巻き毛と黒のタートルネックが特徴の“不可能”専門探偵・御殿場倒理。密室犯罪や衆人環視の毒殺など不可能犯罪のトリック=“HOW”の解明を得意とする半面、人の気持ちが理解できず、傍若無人な言動を繰り出す変人だ。

 一方の西畑が演じるのは、スーツ姿の“地味眼鏡”こと、“不可解”専門探偵・片無氷雨。彼の得意分野はダイイングメッセージや現場の遺留品などから、動機や理由=“WHY”を読み解くこと。社会性に欠ける倒理とは違い、常識的な性格の持ち主だ。

 メイン監督を務めるのは、9年半ぶりにテレビ朝日のドラマでメガホンを取る堤幸彦。これまで『トリック』(テレビ朝日系)、『ケイゾク』(TBS系)、『SPEC』(TBS系)など、バディものミステリーを数多く手がけてきた堤監督が、本作で松村と西畑と初タッグを組む。

 石橋が演じるのは、警視庁刑事部捜査一課の刑事・穿地決。勝ち気で口が悪く、現実主義で自らの出世も望む彼女は「謎が解けたら手柄は全部もらう」という打算的な条件のもと、大学時代のゼミ仲間でもある倒理と氷雨にこっそり事件現場を見せ、共に真相解明に挑んでいく、第3の相棒的存在。さらに、倒理と氷雨の闇深い過去とも接点を持つ人物だ。

 穿地を演じるにあたり、石橋は「きっと頭の切れる人で、カチッとした中に人間味が出てくる役。面白いキャラクターになるんじゃないかと感じ、ぜひ演じてみたいと思いました」と意欲をにじませた。

 一方、畑は倒理と氷雨が経営する探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」でアルバイトをする女子高生・薬師寺薬子を演じる。『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズ(TBS系)、『Get Ready!』(TBS系)などに出演し、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』では“愛されヒロイン”を演じた畑が、本作では小悪魔的な女子高生役に挑戦。かわいらしいけれど、どこか小生意気であざとい言動で、倒理と氷雨をはじめとする大人たちを翻弄していく。

 畑は「先陣を切って掻き回すようなお芝居をして、今まで見せたことのない小悪魔的な表情やお芝居を届けたい」とコメント。「『何でも来い!』の姿勢で頑張りながら、劇中で松村さんと西畑さんを振り回していきたいです(笑)」と語った。

コメント

石橋静河

原作から膨らませる役のイメージと、脚本から膨らませる具体的な演技プランはまったく別物だと思っているので、私は普段からあえて原作は読まず、ドラマのベースとなる企画書や脚本からイメージを広げるようにしているんです。そんな中、今回の企画書を拝見したのですが、穿地決さんのキャラクターはすごく勝ち気。きっと頭の切れる人で、面白いキャラクターになるんじゃないかと感じ、ぜひ演じてみたいと思いました。きっとセリフの中には役柄的に難しい言葉もいっぱいあって大変でしょうけど(笑)、カチッとした中に人間味が出てくる役だと思うので、演じるのが楽しみです。
また、今回は刑事役なので、身体の使い方なども勇ましい感じになるんだろうなと想像しています。いつでも戦闘態勢で、いつでも走れるようなタフさがきっと必要かと思いますし、機敏な動きが求められる3カ月になりそう(笑)。真夏の撮影でもあるので、体力面にも気を配りながら頑張ります。
実は今回、時代劇『まんぞく まんぞく』(2022年)でご一緒した畑芽育さん以外は、皆さん“はじめまして”の方ばかり。松村北斗さんと西畑大吾さんもきっと素敵な方なんじゃないかと想像しますし、皆さんとお会いするのが今から楽しみです。堤幸彦監督とも初めてご一緒させて頂くので、どんなリズムで現場が進んでいくのか、そしてどんな意外な一面を引き出していただけるのか……新発見がたくさんありそうで、期待は膨らむ一方です。今回はそんな素敵なキャスト・スタッフの皆さんと一緒に、軽快なリズムでいろんな事件に挑んでいくことになりそう。ダークで大人な雰囲気も漂う作品になるのかな、と私自身も胸を躍らせています。皆さんと力を合わせ、原作ファンの方々にも面白がっていただけるよう頑張りますので、放送を楽しみにしていただけたら、うれしいです。

畑芽育

原作の『ノッキンオン・ロックドドア』は単純な謎解き小説ではなく、驚くほどいろんな要素が組み合わさっていて、読み進めるのが楽しい小説。「これを生身の人間が演じたら、なお面白くなるだろうな!」と期待感で胸がいっぱいになりました。W主演の松村北斗さんと西畑大吾さん、そして私がすごく大好きな作品ばかり撮られている堤幸彦監督と、初めてご一緒できることも本当にうれしいです! 一度ご一緒させていただいた頼もしい先輩・石橋静河さんを頼りにしながら、全力でこの作品に挑んでいきたいです。
薬子ちゃんはすごくかわいらしい半面、どこか小生意気で、あざとさやズル賢さといった“大人びた一面”もちょっとある女子高生。そこがまた彼女特有のかわいらしさでもあるので、すごく演じ甲斐を覚えました。私自身はズケズケ人に物を言ってしまう、あまり計算高いタイプではないんですけど(笑)、大人たちの中でうまくやりこなす薬子ちゃんと、小さい頃から大人たちがたくさんいる芸能界でお仕事をしてきた自分の人間性には、少し一致する部分もあるのかな、と。そこをうまくすり合わせながら、キャラクター作りができたらいいなと思っています。原作では詳しく描かれていない外見や容姿についても、自分の中でイチから作り上げていくことが本当に楽しみで、今からワクワクしています。
今回は倒理さんや氷雨さんや穿地さん……周りの大人たちを翻弄する役。そういう役は初めてですし、先陣を切って掻き回すようなお芝居をしていきたい! 堤監督のムチャブリにも耐えられるよう(笑)、「何でも来い!」の姿勢で頑張りながら、劇中で松村さんと西畑さんを振り回していきたいです(笑)。今まで見せたことのない小悪魔的な表情やお芝居を届けたいと思っているので、ぜひ薬子ちゃんの振る舞いも目で追いながら、放送を楽しみにしていただけたら、うれしいです。

■放送情報
『ノッキンオン・ロックドドア』
テレビ朝日系にて、7月スタート 毎週土曜23:00~23:30放送
出演:松村北斗(SixTONES)、西畑大吾(なにわ男子)、石橋静河、畑芽育
原作:青崎有吾『ノッキンオン・ロックドドア』(徳間書店)
脚本:浜田秀哉
監督:堤幸彦ほか
音楽:fox capture plan
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー:田中真由子(テレビ朝日)、尾花典子(ジェイ・ストーム)、長澤佳也(オフィスクレッシェンド)、小林麻衣子(テレビ朝日)
制作協力:オフィスクレッシェンド
制作:テレビ朝日、ジェイ・ストーム
©︎テレビ朝日

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