『わたしのお嫁くん』であざとかわいさ披露 前田拳太郎、デビューから広げ続ける演技の幅

 4月26日放送の『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系)第3話で、“お嫁くん”である知博(高杉真宙)の兄・正海(竹財輝之助)から「知博の同棲相手としてふさわしいことを証明してほしい」とお茶会に招待された穂香(波瑠)。友人の君子(ヒコロヒー)には「この旦那査定を乗り越える!」と意気込んでいた穂香だが、知博と一緒に住むまでゴミがそばにあっても気にならず、“お嫁くん”お試し期間でも隙あらばジャンクフードを食べようとしていた彼女に、残念ながらふわふわのシフォンケーキを焼けるはずがない。そんな中、助けを求めたのが、お菓子作りが趣味という花妻蘭(前田拳太郎)だ。

 蘭は穂香や知博が勤める「ラクーン・エレクトロニクス」営業部の新入社員。機転の利く性格で、仕事もてきぱきとこなしている。さらに「春らんまんで天真らんまん!  かわいいは最高の褒め言葉!」というキャッチフレーズと屈託のない笑顔で周囲に溶け込み、そのあざとかわいさで社内の上司や女性社員の心をつかんでいる。

 その蘭を演じている前田拳太郎も、2021年にデビューした期待の若手俳優だ。幼稚園児のころに「仮面ライダーになりたい」と思ったことをきっかけに俳優を志した前田は、『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日)にて五十嵐一輝(仮面ライダーリバイ)役でドラマ初主演を飾り、夢をかなえた。その後、『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)、そして本作と立て続けにドラマに出演している。

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 驚くべきはデビュー間もないとは思えないその演技力だ。『仮面ライダーリバイス』の一輝は、家族思いで三兄妹の長男らしく弟と妹を引っ張っていこうとするが、性格的にちょっと抜けているところも。一輝は一生懸命なのだが、何度も失敗し、挫折し、時には自分の弱さに打ちのめされたり、家族とぶつかったりしてしまう。それでも諦めずに困難に立ち向かっていく姿を前田はパワフルかつフレッシュに演じていた。

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