赤楚衛二、俵万智から貴司への短歌に「すごい感動してます」 『チェリまほ』トークも

 現在放送中の朝ドラ『舞いあがれ!』(NHK総合)の第96話で、ようやく結ばれた幼なじみの舞(福原遥)と貴司(赤楚衛二)。2月17日放送の『あさイチ』(NHK総合)には貴司役の赤楚衛二が出演し、撮影の裏側について語った。

 赤楚の『あさイチ』登場直前に放送された『舞いあがれ!』の第96話で貴司が詠んだ新しい短歌。

<目を凝らす 見えない星を 見るように 一生かけて 君を知りたい>

 この一首について赤楚は、「“一生かけて君を知りたい”って言葉がとてつもなく力強さを感じます。今までちょっと隠してきた淡い気持ちを、この一言ですごいストレートにぶつけたなって感じました」とコメント。すると、番組MCを務める博多大吉が「マグマがほとばしっていましたね」と、赤楚が過去に出演した『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)での名台詞「力がみなぎる……魂が燃える……俺のマグマがほとばしる!」を引用。博多華丸が「ちょっとやめてくださいよ。仮面ライダーの本歌取りするの」とすかさずツッコミを入れると、赤楚も「僕のキャラクター、万丈龍我っていうから」と貴司の担当編集者であるリュー北條(川島潤哉)の名前とひょっとしたらつながっているかもと示唆した。

 また番組では、歌人の俵万智が自身のTwitter上で貴司に捧げている短歌の話に。赤楚はその投稿を見ているそうで、「すごい感動してます」とコメント。「七夕の日の一首もすごい素敵だった。まさに貴司の心だって思いました」と、俵が『舞いあがれ!』第94話の放送後に投稿した一首を紹介した。

<七夕の夜に 言葉を交わせども 織姫よりも 遠いよ君は>

 貴司の母・雪乃役のくわばたりえは、長山短歌賞を受賞した貴司を祝う場面で、涙を流すシーンのため、「貴司の重さを感じたい」と、役作りで事前に赤楚を抱っこしたエピソードを披露。赤楚はクランクアップ時にくわばたからもらった手紙を読み、「梅津に生まれてよかったなと思いました」と語るなど、2人が親子役で築いてきた信頼関係の深さが伺えた。

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