2022.11.08 12:00

大塚明夫、『ストレンジ・ワールド』で伝説的冒険家の日本版声優に　「あばれまわります」

文＝リアルサウンド映画部

　11月23日に公開されるディズニー・アニメーション最新作『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』の日本版声優として大塚明夫らの出演が発表された。

　本作は、スケール感あふれる壮大な冒険とかけがえのない家族の絆を描いたアクションアドベンチャー。伝説的な探検家の息子でありながら、冒険嫌いの農夫として愛する妻と息子とともに静かに暮らすサーチャー・クレイド。そんなサーチャーが家族とともに冒険の旅に巻き込まれ辿り着いたのは、見たことがない幻想的な世界。生き物のように動く不思議な大地や、キラキラと光を放つ未知の生命体があふれる、“もうひとつの世界（ストレンジ・ワールド）”だった。そこで待ち受ける“衝撃の事実”とは。

　監督を務めたのは、『ベイマックス』や『ラーヤと龍の王国』を手がけたドン・ホール。さらに、ホール監督と共に『ラーヤと龍の王国』で脚本を担当した、クイ・グエンが共同監督と脚本を務めた。

　サーチャーが冒険嫌いとなるきっかけにもなった伝説的な英雄として称えられる唯一無二の冒険家・イェーガー役を務めるのは、TVアニメ『ONE PIECE』の“黒ひげ”ことマーシャル・D・ティーチ役やTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』のオール・フォー・ワン役などで知られ、近年では大河ドラマ『麒麟がくる』（NHK総合）に出演するなど幅広く活躍する大塚。本国ではデニス・クエイドが担当するイェーガーについて、大塚は「一言でいえば、昭和熱血冒険じじいです」と説明。さらに、「デニス・クエイドさんの作品は昔からたくさん演じているので、息がとってもよくあいます。縦横無尽にあばれまわりますので是非お楽しみに」と自信溢れるコメントを寄せている。

　また、サーチャーの妻で家族を愛する強い心と広い視野を持ち、飛行船をはじめとする乗り物の操縦に長けた“もうひとつの世界”での冒険の貴重な戦力となるメリディアン役を松岡依都美、探検チームを率いるアヴァロニアの大統領・カリスト役を沢海陽子、探検チームの一員のパルク大尉役を鹿野真央、カスピアン役を落合福嗣、ダッフル役を本多新也が担当する。さらに、観客たちをディズニー史上最も不思議な世界へと誘う冒頭のナレーションを茶風林が務める。