エンニオ・モリコーネ特別コンサート、本番直前のリハーサルレポート到着

 11月5日、6日の2日間、東京国際フォーラム・ホールAにて開催されるエンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』。11月2日に行われたリハーサルのレポートが到着した。

 『続・夕陽のガンマン』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『アンタッチャブル』『ミッション』『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』『マレーナ』『ヘイトフル・エイト』など、数々の名曲を生み出した、映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ。

 エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』は、没後2年にあたる今年2022年、エンニオのオリジナルスコアが、息子アンドレア・モリコーネの指揮のもと、エンニオと長く活動を共にしたミュージシャン、選ばれたソリスト、そして、コーラスを含めた総勢140名のフルオーケストラの生演奏で上演されるコンサートとなる。

 公演直前の11月2日、埼玉県某所で行われたリハーサルでは、父の音楽を完全に熟知していると言っても過言ではないアンドレアから語られる音楽が、彼の指揮を通して、東京フィルハーモニー交響楽団へ伝わっていった。演目は、繊細で美しいハーモニーからウェスタン調のダイナミックな楽曲まで、エンニオ楽曲で埋め尽くされている。

 さらに、本公演のためにイタリアから来日した、エンニオと長く活動をともにしたミュージシャン、レアンドロ・ピッチョーニ(Pf)、マッシモ・ダゴスティーノ(Dr)、ナンニ・チヴィテンガ(Ba)、ロッコ・ジファレッリ(Gt)の演奏や、ソプラノ歌手ヴィットリアーナ・デ・アミーチスの艶やかな歌声も、リハーサル会場に響き渡った。

 アンドレア本人も「東京フィルとの共演が楽しみ」と言っていた通り、東京フィルの美しく迫力ある演奏を楽しんでいるようだった。

 さらに、公演当日は、映画の名シーンの数々はもちろん、これまで世に出たことのないエンニオのバックステージの姿やインタビュー映像など、貴重な秘蔵映像も初公開される予定だ。

■公演概要
エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』
英タイトル:Ennio Morricone - The Official Concert Celebration in JAPAN
11月5日(土)16:00開場/17:00開演
11月6日(日)【昼】11:00開場/12:00開演【夜】15:30開場/16:30開演
会場(両日とも):東京国際フォーラム・ホールA
【出演】
指揮:アンドレア・モリコーネ
オーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:レアンドロ・ピッチョーニ
ドラム:マッシモ・ダゴスティーノ
ベース:ナンニ・チヴィテンガ
ギター:ロッコ・ジファレッリ
ソプラノ:ヴィットリアーナ・デ・アミーチス
合唱指揮:ステファノ・クッチ
合唱:GLORY CHORUS TOKYO
●チケット価格(税込/全席指定)
S席:15,000円 / A席:13,000円 / 学生席:5,000円
★各プレイガイドにてチケット販売中
・チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/morricone/
・イープラス:https://eplus.jp/morricone/
・ローソンチケット:https://l-tike.com/morricone/
・楽天チケット:https://r-t.jp/morricone
・CNプレイガイド:https://www.cnplayguide.com/morricone/

演奏予定曲目/( )=日本公開年度・製作国※本文は製作年
『続・夕陽のガンマン』(1967年/伊独西米)
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984年/米伊)
『アンタッチャブル』(1987年/米)
『ミッション』(1987年/英仏米)
『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989年/伊仏)
『海の上のピアニスト』(1999年/伊)
『マレーナ』(2001年/伊米)
『ヘイトフル・エイト』(2016年/米)ほか
※曲目は変更になる場合あり

©︎Muthmedia GmbH
PHOTO:Masanori Naruse
公式サイト:https://www.promax.co.jp/morricone/

関連記事