世界的ヒットを続けている本作は、世界累計興収も14億ドルを突破。中国・ロシアという2大市場では公開されていないものの、イギリスの9850万ドル、日本の8550万ドルを皮切りに、韓国（6460万ドル）、オーストラリア（6220万ドル）、フランス（5470万ドル）などで特に優れた成績を示している。

　『トップガン マーヴェリック』は北米では8月23日にデジタル版がリリースされ、11月1日にはBlu-ray＆DVDなどもリリースされる予定。それでも劇場ならではの“トップガン体験”を求めるリピーターや、駆け込みで映画館を訪れる観客により、現在の興行ペース維持が期待されている。『ブラックパンサー』（2018年）の7億42万ドルを超え、歴代第5位に収まることも決して不可能ではないだろう。

　ちなみにトップ10には入らなかったが、第12位には『エスター』（2009年）の前日譚映画『Orphan: First Kill（原題）』が初登場。北米ではParamount+での同時配信となったことから、劇場公開は498館という小規模になり、興行収入は3日間で167万ドルを記録した。本作は13年ぶりの新作にして前日譚映画だが、エスター役のイザベル・ファーマンが続投していることでも話題。Rotten Tomatoesでは批評家スコア71%、観客スコア74%という成績で、ホラー映画としては概ね高い評価を得ている。

北米映画興行ランキング（8月19日〜8月21日）

1.『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』
2010万ドル／3018館／累計2010万ドル／1週／クランチロール

2.『ビースト』
1157万ドル／3743館／累計1157万ドル／1週／ユニバーサル

3.『ブレット・トレイン』
800万ドル／3781館／累計6898万ドル／3週／ソニー

4.『トップガン マーヴェリック』
585万ドル／2969館／累計6億8337万ドル／13週／パラマウント

5.『DC がんばれ！スーパーペット』
577万ドル／3537館／累計6748万ドル／4週／ワーナー

6.『ソー：ラブ＆サンダー』
403万ドル／2755館／累計3億3211万ドル／7週／ディズニー

7.『NOPE／ノープ』
354万ドル／2381館／累計1億1376万ドル／5週／ユニバーサル

8.『ミニオンズ フィーバー』
352万ドル／2654館／累計3億5003万ドル／8週／ユニバーサル

9.『Where the Crawdads Sing（原題）』
314万ドル／2608館／累計7772万ドル／6週／ソニー

10.『Bodies Bodies Bodies（原題）』
241万ドル／2541館／累計743万ドル／3週／A24

（※Box Office Mojo調べ。データは8月22日未明時点の速報値であり、最終確定の数値とは誤差が生じることがあります）

参照

https://www.boxofficemojo.com/weekend/2022W33/
https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/dragon-ball-super-2-box-office-beast-1235202865/
https://deadline.com/2022/08/box-office-dragon-ball-super-super-hero-beast-idris-elba-1235096162/
https://variety.com/2022/film/box-office/top-gun-maverick-domestic-box-office-record-avengers-infinity-war-1235340980/
https://www.onepiece-film.jp/info/1606/
https://mantan-web.jp/article/20220711dog00m200029000c.html

■公開情報
『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』
公開中
原作・脚本・キャラクターデザイン：鳥山明
監督：児玉徹郎
作画監督：久保田誓
音楽：佐藤直紀
美術監督：須江信人
色彩設計：永井留美子
CGディレクター：鄭載薫
出演：野沢雅子、古川登志夫、久川綾、堀川りょう、田中真弓、草尾毅、皆口裕子、入野自由、神谷浩史、宮野真守、ボルケーノ太田、竹内良太
配給：東映
©バード・スタジオ／集英社 ©「2022 ドラゴンボール超」製作委員会
DRAGON BALL公式サイト：dragon-ball-official.com
DRAGON BALL公式Twitter：@DB_official_jp
映画公式サイト：2022dbs.com
映画公式Twitter：@DB_super2015