ワケありシングルマザーと家庭環境に苦しむ姪が逃避行 『ドライビング・バニー』予告編
9月30日より公開される映画『ドライビング・バニー』の予告編が公開された。
第20回トライベッカ映画祭審査員特別賞を受賞した本作は、『ジョジョ・ラビット』『ラストナイト・イン・ソーホー』のトーマシン・マッケンジーが出演するロードムービー。
離れて暮らす幼い娘のために、誕生日パーティを開いてあげたい。そんな小さな願いを取り上げられた40歳のバニー(エシー・デイヴィス)。愛情豊かに子どもたちを育て、複雑な家庭事情に苦しむ姪のトーニャ(トーマシン・マッケンジー)にも救いの手を差し伸べる。人生どん底状態でも情とウィットを忘れない彼女は、なぜ家庭支援局で立てこもり事件を起こしてしまったのか。センセーショナルでエモーショナルな、母の宣戦布告が描かれる。
主人公バニーを演じるのは、『ベイビーティース』や、夫であるジャスティン・カーゼル監督作『ニトラム』でオーストラリア・アカデミー賞助演女優賞を受賞したエシー・デイヴィス。
公開された予告編では、子供に会いたい一心で、家庭支援局で立てこもり事件を起こすまで突っ走ってしまったバニーの姿が切り取られている。車の窓拭きをして生活費を稼ぎ、幼い娘の誕生日までには家族で一緒に暮らしたいと奮闘しているバニーと、継父に言い寄られ複雑な家庭環境に置かれている姪のトーニャ。社会的には弱者である2人が寄り添い、一緒に逃避行を始める様子が映し出されている。
■公開情報
『ドライビング・バニー』
9月30日(金)全国公開
監督:ゲイソン・サヴァット
出演:エシー・デイヴィス、トーマシン・マッケンジー
提供:ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
2021年/ニュージーランド/英語/100分/シネスコ/5.1ch/日本語字幕:江波智子/原題:The Justice of Bunny King
©2020 Bunny Productions Ltd
公式サイト:bunny-king.com