『マスク』『アダムス・ファミリー1&2』、『金ロー』オリジナル吹替版で放送決定

 日本テレビ系『金曜ロードショー』にて、『マスク』『アダムス・ファミリー1&2』がオリジナル吹替版で放送されることが決定した。

 “今あなたが金曜ロードショーで見たい”“多くの人に見てもらいたい”映画を募集し、視聴者から多くのリクエストが寄せられた作品を放送する、『金曜ロードショー』の恒例企画「金曜リクエストロードショー」。

 今回、第5弾リクエスト募集で『ショーシャンクの空に』と並び多くのリクエストがあった3作が選ばれた。『マスク』は9月16日、『アダムス・ファミリー』は9月30日、『アダムス・ファミリー2』は10月7日にそれぞれ放送される。

 1994年(日本では1995年)に公開された『マスク』は、コメディ王と呼ばれるジム・キャリーを一躍スターにのし上げた大ヒットコメディ。冴えない銀行員のスタンリーが、謎のマスクを手に入れ、緑の怪人に変身。不思議な力を手に入れ、ギャング組織を相手に大騒動を巻き起こす。目が飛び出る、地面でつぶれるなどのマンガ的な表現がSFXで再現された。また、主人公が一目ぼれする女性役のキャメロン・ディアスは、本作が映画初出演。なお、ジム・キャリーの吹き替えは、山寺宏一が務める。

 『アダムス・ファミリー』は1991年(日本では92年)に公開されたホラーコメディで、1993年には続編『アダムス・ファミリー2』も公開された。第1作では、不気味なたたずまいの屋敷に住む一家の元に、長年音信不通だったゴメズの兄のフェスターが現れる。しかし、その正体は……。

 第2作では、そのフェスターが恋に落ち、ついに結婚する。しかし新婦の素顔は実は……。一家の当主・ゴメズ、魔女の血を引く妖艶な妻・モーティシアとその母・グラニー、無表情で冷徹な長女・ウェンズデー、いたずら好きな長男・パグズリー、フランケンのような執事・ラーチや、自在に動き回る手・ハンドまで、アダムス一家は強烈なインパクトの面々が揃う。ブラックなやりとりを交わしながらも、一家の絆の強さも描かれる。

 監督を務めたのは、どちらもバリー・ソネンフェルド。のちに『メン・イン・ブラック』シリーズを手掛けたソネンフェルドの監督デビュー作となる。ゴメズの兄のフェスターを騙るゴードンは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役で知られるクリストファー・ロイドが演じている。

■放送情報
『マスク』
日本テレビ系にて、9月16日(金)21:00〜22:59放送 ※5分拡大
監督:チャック・ラッセル
出演:ジム・キャリー、キャメロン・ディアス、ピーター・リーガート、ピーター・グリーン
製作:ボブ・エンゲルマン
©New Line Productions, Inc.

『アダムス・ファミリー』
日本テレビ系にて、9月30日(金)21:00〜22:54放送
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:アンジェリカ・ヒューストン、ラウル・ジュリア、クリストファー・ロイド、エリザベス・ウィルソン、ダン・ヘダヤ
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『アダムス・ファミリー2』
日本テレビ系にて、10月7日(金)21:00〜22:54放送
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:アンジェリカ・ヒューストン、ラウル・ジュリア、クリストファー・ロイド、クリスティーナ・リッチ
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