池田エライザが語る『ハウ』がくれる豊かな気持ち 「自分のことを好きかもと思える」
池田エライザが考える“ペット”との関わり合い方
――池田さんにとって飼われている猫のシャンプーちゃんはどういった存在ですか?
池田:シャンプーとは主従関係を作らないようにしていて、彼女が求める形でパートナーであるようにしています。彼女が望むなら、私は恋人になるし、望むなら母親にでもなるし、下僕にもなるよって。基本的には私の方が下なんですけど(笑)。こっちがリーダーとかじゃなくて、「今日はどういう感じ?」と、関係性が変化することは人間同士もあると思うんです。だから、「オッケー、そういう感じね」と様子や調子を見ながら、自分の立場を変えています。とにかく、うちの子が最後に、笑いはしないけど、思い出したら笑っちゃうことでいっぱいという状態にしたい。私たちよりも短い人生なので、もっと濃く、楽しくしたいなといつも思うから。エンターテイナーのようなときもあります。私本当に何をしてるんだろうみたいな(笑)。でも、それをやっていて、相手を幸せにしようとして、気づいたら自分が幸せになっている、という1番良い幸せのなり方なんだろうなと思いますね。
池田:部屋は別々です。鳥は鳥だけの部屋みたいな。「私の寝室より大きいんじゃないか?」みたいなところに、止まり木をいっぱい作って、ストレスのないようにいろいろできるようにしています。もうすでに動物園に近づいてきているかな。
――今ハマっている動物はいますか?
池田:ショウガラゴのピザトロくんはずっと推していますね。インスタで調べたら出てくるんですけど、グレムリンのモデルになったショウガラゴという、耳がぱってなってて、おめめがすごく大きいです。昔からすごく好きで、グッズも持っているんですけど、たまらないですね。
――かわいいですね。飼ってみたい、一緒に暮らしてみたいなと思いますか?
池田:いや、そんな無責任に、かわいいというだけじゃ動物をお迎えしてはいけないと思うので……。本当に飼い主様に感謝して、共有してくださってありがとうございます!っていう気持ちで(笑)。かわいいだけじゃダメなんですよね。
――これから映画を観る方に、感じてほしいことがあれば教えてください。
池田:つけているマスクやティッシュも涙でしなしなになるかもしれないので、ちょっと厚手のタオル、ハンカチを持って行っていただけるといいかなと。皆さん結構ストレスが溜まってきていると思うから、泣いちゃってください!(笑)もうなんなら、女性はマスカラなんかしないで、その日はタオルに流し込んでほしいなと思います。まずは劇場に行って、チケットを購入して、映画を観て、せっかくなら100%で楽しんでほしいなと。感受性もばーっと解放して、笑いたかったら笑ってもいいし、泣きたかったら泣いてもいいし、映画が終わったあとに拍手がしたかったら、アメリカみたいに拍手してもいい。心をほぐす時間として捉えて来てくださったら私は嬉しいです。
■公開情報
『ハウ』
8月19日(金)全国ロードショー
出演:田中圭、池田エライザ、野間口徹、渡辺真起子、モトーラ世理奈、深川麻衣、長澤樹、田中要次、利重剛、伊勢志摩、市川実和子、田畑智子、石田ゆり子(ナレーション)、石橋蓮司、宮本信子
原作:『ハウ』斉藤ひろし(朝日文庫)
監督:犬童一心
脚本:斉藤ひろし、犬童一心
音楽:上野耕路
企画・プロデュース:小池賢太郎
プロデューサー:丸山文成、柳迫成彦
企画・製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ
製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ、東映
配給:東映
(c)2022「ハウ」製作委員会
(c)M.Yotsutani
公式サイト:haw-movie.com
公式Twitter:@haw_movie2022
公式Instagram:@haw_movie2022
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【応募方法】
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