『ちむどんどん』暢子は和彦とどんな関係性を選ぶのか 房子が与えたニーチェの言葉が刺さる

『ちむどんどん』房子が暢子にニーチェを引用

 『ちむどんどん』は週の終わりの金曜日に怒涛の完結に向かうスタイルだったが、この恋愛パートは数週にわたって描かれていくようだ。キーとなるのはこれまでと同じ変わらぬ日々、関係性を選ぶのか、それとも変化を受け入れるのか。暢子は充実した日々に「この幸せが毎日続けば」と願っていたが、房子は暢子の気持ちの変化を見透かし「愛が恐れているのは、愛の破滅よりも、むしろ愛の変化である」と彼女もいずれ分かるであろうニーチェの言葉を与えている。

 第13週「黒砂糖のキッス」では、暢子と和彦、愛、智の思いが交錯する。「私は和彦の気持ちが聞きたい」と愛が迫り、暢子は「好きだけど綺麗さっぱり諦める」と告げている。それぞれが出す答えとは。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK

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