ハリー・スタイルズ主演映画『僕の巡査』が、Amazon Prime Videoにて11月4日より独占配信されることが決定し、ティザーキーアートとファーストルックが公開された。

　ベサン・ロバーツの同名小説を映画化した本作は、イギリスのウエスト・エンドやブロードウェイでミュージカルやシェイクスピア劇など数多くの作品を手がけた後、自身の製作会社を立ち上げて映画監督に転身した、『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』のマイケル・グランデージ監督の最新作。脚本は『フィラデルフィア』でアカデミー脚本賞にノミネートされたロン・ナイスワーナーが手がけた。

　舞台は、1950年代のロンドン近郊の海辺の街、ブライトン。主人公で警察官のトム（ハリー・スタイルズ）は教師のマリオン（エマ・コリン）と恋人関係にあり、順風満帆な生活を送っていた。しかし、そんなトムには世間には言えない秘密があった。それは1950年代のイギリスでは許されていなかった同性での禁断の恋。相手はブライトンに引っ越してきたばかりの博物館キュレーターのパトリック（デヴィッド・ドーソン）。トムはしばらくの間、2人との関係を続けるが、次第に嫉妬を通して関係が崩れていくことに。そして映画は1990年代に舞台を移し、彼らの人生を追う。果たして3人の衝撃的な結末とは。

　イギリスのボーイズバンド「ワン・ダイレクション」のメンバーでもり、『ダンケルク』などにも出演したスタイルズが主人公のトムを演じ、トムの恋人のマリオン役を『ザ・クラウン』シーズン4でダイアナ妃を演じたエマ・コリン、トムの相手のパトリック役をイギリスの公共放送、BBCなどのドラマシリーズに多く出演しているデヴィッド・ドーソンが務める。そのほか、『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』のライナス・ローチが1990年代のトム、『ノッティングヒルの恋人』などで知られるジーナ・マッキーが1990年代のマリオン、『アナザー・カントリー』にも出演したルパート・エヴェレットが1990年代のパトリックをそれぞれ演じる。

　また、プロデューサーには『ドーソンズ・クリーク』の脚本でも有名なグレッグ・バーランティ、『THE FLASH／フラッシュ』のサラ・シェクター、『All American（原題）』のロビー・ロジャースなどが名を連ねる。エグゼクティブプロデューサーはグランデージ監督、『フリー・ガイ』のマイケル・ライリー・マグラス、そして多くのイギリスを題材にした作品を世に贈りだしてきたキャロライン・レヴィが務める。

■配信情報
『僕の巡査』 
Amazon Prime Videoにて、11月4日（金）独占配信開始予定
出演：ハリー・スタイルズ、エマ・コリン、デヴィッド・ドーソン、ライナス・ローチ、ジーナ・マッキー、ルパート・エヴェレット
監督：マイケル・グランデージ
脚本：ロン・ナイスワーナー
(c)Amazon Studios.