『恋マジ』広瀬アリス×西野七瀬×飯豊まりえ“女子会”鼎談 恋愛観や共演者の意外な一面も

 カンテレ・フジテレビ系にて放送中の月10ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(以下、『恋マジ』)。物語も終盤戦に突入し、純(広瀬アリス)と柊磨(松村北斗)、響子(西野七瀬)と要(藤木直人)、アリサ(飯豊まりえ)と克己(岡山天音)の関係性がどのような結末を迎えるのかにも注目が集まっている。そんな本作において人気のシーンの一つが、純、響子、アリサによる“女子会”シーンだ。リアルサウンド映画部では、広瀬アリス、西野七瀬、飯豊まりえの3人に、ドラマさながらの“女子会”トークを展開してもらった。

ムードメーカーは飯豊まりえ?

ーー撮影を終えて、西野さんと飯豊さんから見た座長としての広瀬さんはいかがでしたか?

飯豊まりえ(以下、飯豊):アリスちゃんは常に笑顔で、くだけるときは率先してくだけてくれるので、現場の雰囲気が和んでお芝居もしやすくなるんです。3人とも仲がいい役柄でもあったので、緊迫せずに普段の女性たちの会話をリアルな感じに表現できたのは、アリスちゃんのおかげだと思います。

西野七瀬(以下、西野):アリスちゃんは、取り繕ったりすることがない、言葉に嘘がない方で、いつも現場に“素”でいるイメージです。今回、アリスちゃんがドラマのパーカーを作って、スタッフさんとキャストのみんなに配ってくれて。そういうところも大好きです。アリスちゃんもそういうことをやるのは今回が初めてだと聞いて、その気持ちがすごく嬉しかったです。

ーー広瀬さんは初の本格的なラブストーリー挑戦となりましたが、撮影を終えられていかがですか?

広瀬アリス(以下、広瀬):全力でやりました! 今までこういうラブストーリーをほとんどやってこなかったので、視聴者の皆さまにも新鮮に思っていただけたのではないかと思います。情報が解禁されたときに、仲が良い人から「マジか!」というような連絡が来たぐらいだったので(笑)。

ーー広瀬さんと西野さんは同い年なんですよね。

広瀬:今回が初共演だったんですけど、全く違うタイプですね(笑)。

西野:そうですね、お互い朝が弱いのは似てますけど(笑)。

広瀬:ね! 朝の我々のメイク部屋は暗い(笑)。

西野:私は普段からあまり喋らないんですけど、アリスちゃんもそういうタイプなんだなと思って。そこはお互い察知した感じでしたね。

広瀬:そうそう。居心地が悪いとかではなくて、お互いマイペースにやろう、みたいな。

飯豊:2人とも朝が本当に弱いんですよ。私は朝から「Good morning!」みたいな感じなので(笑)。

西野:そう、めっちゃ喋る(笑)。

広瀬:ほんと元気だよね! ずっと元気。

飯豊:自分の中に、「どうやったら1日いっぱい笑えるか」というノルマがあるんです。なので、「今日はどれくらい2人の笑顔を見れるかな?」ということを考えながら朝現場に向かっていました(笑)。

ーー飯豊さんがムードメーカー的な存在だったんですね。

広瀬:そうですね。とても助けられました。

ーー純、響子、アリサの3人は異なる恋愛観を持っていますが、ご自身と比べていかがですか?

広瀬:純は仕事も充実していて、自分の好きなものも分かったうえで生活をしているので、恋愛が必要ない合理的な子だなと思いました。そこは私もすごく理解できるなと。物事をはっきり言うのも私自身と似ていて、人としてもすごく好きなタイプです。

西野:響子は20代前半で結婚をしていて、私はこれまでそういった大きな決断をしたことがないので、純粋にすごいなと思います。

飯豊:アリサの“人の内面を見て好きになる”というところにはすごく共感できました。心がピュアで優しい人を好きになるアリサは、見ていて応援したくなるキャラクターだと思います。人には言えない悩みを抱えている部分などは、多くの方に共感していただけるんじゃないかなと思いながら演じていました。

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