高杉真宙、福原遥主演『舞いあがれ!』で初の朝ドラに挑む 吉谷彩子&足立英の出演も決定

 福原遥が主演を務めるNHK連続テレビ小説第107作『舞いあがれ!』の新キャストが発表された。

 2022年度後期、NHK大阪が製作を務める本作は、1990年代から現代までを舞台にした挫折と再生のドラマ。福原演じるヒロイン岩倉舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく。 

 新たに発表されたキャストが演じるのは、主人公・舞(福原遥)が大学で出会う人々。浪速大学の人力飛行機サークル「なにわバードマン」で人力飛行機「スワン号」の設計を担当する福岡出身の大学3回生で、2年連続で設計を担当しており、「なにわの天才」と呼ばれている刈谷博文を連続テレビ小説初出演となる高杉真宙、独横断飛行に成功したアメリア・イヤハートに刺激を受け、男子に負けまいとパイロットに志願した、人力飛行機「スワン号」のパイロットを務める大学2回生で、舞に空を飛ぶ楽しさを教える由良冬子を吉谷彩子、個性の強い部員たちを取りまとめる人力飛行機サークル代表の大学3回生で、元はパイロットを務めていたが、競争選抜で由良に交代したという経歴を持つ、由良に密かな恋心を抱く鶴田葵を連続テレビ小説初出演となる足立英が演じる。

 また、2013年に映画『わが母の記』で日本アカデミー賞音楽賞優秀賞を最年少受賞、2016年作『日本のいちばん長い日』、2018年作『関ヶ原』でも日本アカデミー音楽賞優秀賞に輝き、NHKでは、連続テレビ小説『マッサン』、ドラマ10『お母さん、娘をやめていいですか?』、大河ドラマ『西郷どん』を担当した富貴晴美が、本作の音楽担当に決定した。

 さらに、『エール』(NHK総合)の嶋田うれ葉、2019年に脚本コンクールの創作テレビドラマ大賞を受賞し、受賞作の『星とレモンの部屋』がNHKでドラマ化された佃良太が新たに脚本に加わった。

コメント

高杉真宙(刈谷博文役)※連続テレビ小説初出演

初めて朝ドラに参加させていただきます。撮影はもう開始しているのですが、現場の皆さんの遊び心と共に作品を作り上げているという感覚が楽しく、時間があっという間です。緊張感を持ちつつ丁寧に演じたいと思います。

吉谷彩子(由良冬子役)

今回で3回目の連続テレビ小説ということで、うれしさはもちろん、楽しみで毎日台本を握りしめながら寝ていました。由良はとてもクールで自分に厳しく、他人にも厳しい子です。ですが、それはチーム思いな一面があるからこそ。そこに舞という、温かく愛のあるスパイスが入ることによって、より一層強くたくましく成長していくのだと思います。先輩後輩の壁を越えた、熱い友情を皆様にお届けしていければなと思います。

足立英(鶴田葵役)※連続テレビ小説初出演

役者の道を歩むきっかけにもなった朝ドラ。はじめて出演させていただきます。いまだに夢のようで、筆を執りながら改めて舞いあがっておりますが、地に足つけて大空を目指します。なにわバードマン代表の鶴田を演じます。舞にとって、なにわバードマンにとって、太陽のような存在でいられたらいいなぁ。一所懸命に努めます。みんな! 最高の飛行機作んで! 舞いあがれ!

富貴晴美(音楽)

音楽の翼を広げ、大空を飛び、皆様の元へ飛べることがうれしく舞いあがっています!
五島列島で、海、風、大地、人の優しさ、全てからパワーをもらい、メロディーがあふれ
出ています。
部屋にいる五島で購入した“ばらもん凧”に見守られ、作曲する日々は最高に楽しい。
皆様フライト準備はよろしいですか? 一緒に大空へ舞いあがりましょう!

熊野律時(制作統括)

手作りの人力飛行機で空を飛ぶことに青春の全てをかける「なにわバードマン」の仲間たち。この出会いが舞の人生を大きく動かすことになります。それぞれに空への熱い思いをもった個性豊かな仲間たちを魅力的なキャストのみなさんに演じていただきます。舞との間にどんなドラマが生まれるのか、楽しみにお待ち下さい! そして、このドラマの音楽を作っていただくのは富貴晴美さん。空高く舞いあがろうと奮闘する舞の物語を、繊細かつスケールの大きな音楽で包み込んでくれると期待しています。脚本には嶋田うれ葉さん、佃良太さんにも参加していただき、空へと向かうヒロインの物語をより豊かなものにしていきます。
向かい風を空高く飛ぶ力に変えていく舞の物語にご期待下さい!

■放送情報
NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』
NHK総合にて、2022年秋放送
制作統括:熊野律時、管原浩
プロデューサー:上杉忠嗣
演出:田中正、野田雄介、小谷高義、大嶋慧介ほか
【主なロケ予定地】大阪府・長崎県五島列島ほか
写真提供=NHK

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