豊嶋花×長澤樹W主演 伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞受賞『冬子の夏』11月公開へ 

 2020年度の伊参スタジオ映画祭でシナリオ大賞グランプリを受賞した短編『冬子の夏』が、豊嶋花と長澤樹のW主演で映画化されることが決定した。

 本作は、群馬県中之条町を舞台に、自然豊かな環境に囲まれ、伸び伸びと、けれど繊細に高校3年生の夏を過ごす2人の姿を描く青春物語。高校最後の夏、進路を決められぬまま、ダラダラと過ごす主人公・冬子を豊嶋が演じ、冬子の唯一の理解者である親友・ノエルを長澤が演じる。

 豊嶋はNHK大河ドラマ『八重の桜』、NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』、ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち』(フジテレビ系)、『キッドナップ・ツアー』(NHK総合)、映画『真夏の方程式』、『恋妻家宮本』など数多くの話題作に出演。昨年放送された『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系)では、松たか子の娘・大豆田唄を演じ一躍注目を集めた。現在はキリンビバレッジなどのCMにも出演している。

 一方の長澤も渋川清彦主演映画『破壊の日』で映画初出演を果たし、以降短編映画『卵と彩子』、ドラマ『ノースライト』(NHK総合)、『閻魔堂沙羅の推理奇譚』(NHK総合)など数多くの話題作や企業広告にも出演。豊嶋と長澤は本作が初共演となる。

 脚本は、2017年より執筆活動を始め、2018年に「テレビ朝日新人シナリオ大賞」、2019年に「フジテレビヤングシナリオ大賞」、さらに2020年には「ツタヤクリエイターズプログラム」の最終選考に残り、本作で初の大賞を受賞した煙山夏美が務める。

 監督を務めたのは、アサヒ飲料「カラダカルピス」や「WONDA」、「アフラック」などのTVCMを手がけたCMディレクターの金川慎一郎。2022年8月から撮影を開始し、2022年11月に「伊参スタジオ映画祭」にて初上映を予定している。

 なお、情報発表にあわせて、主演の豊嶋、長澤、脚本の煙山、金川監督より下記のコメントが寄せられている。

コメント

豊嶋花(冬子役)

人生に何度か訪れる転機で、周りに置いていかれているような、心細さを感じてしまうことがあると思います。冬子は、そんな心細さを『弱み』として見せることができず、苛立ちをノエルにまでぶつけてしまいます。強がることは自分にとってマイナスになると分かっていても、そのときは見栄を張ることしか考えられない。そんなときが私にもあります。長閑なひまわり畑で少し成長する冬子を、繊細に演じられるように頑張ります。

長澤樹(ノエル役)

初めて台本を読んだ時、冬子とノエルの『見てはいけないものを見てしまった』と言う様なハッとした気持ちになりました。不安定で危うい感覚と同時に繊細な心のゆらめきと感動がありました。私が演じるノエルは何処かふわふわとしていて『不思議』という言葉が似合う女の子だと思います。不器用にもがきながら確かめ合う『今だけの2人』を見ていただけたら嬉しいです。

煙山夏美(脚本)

人と人とのつながりばかりが取り立たされがちな昨今ですが、人と人との距離感にこそあたたかいものがある気がしています。冬子とノエルの愛おしい距離感、しかめっ面の裏にくすぶる感情と、その爆発を、豊嶋花さんと長澤樹さんがどのように演じてくださるのか、楽しみでなりません。

金山慎一郎(監督)

誰しもが経験する10代の内面の葛藤をジメジメせずに、今の時代にあった形で軽やかに表現したいと思います。いま10代真っ盛りの人も10代を遥か遠くに終わられた人も必ず楽しめる作品になると確信しています。

■公開情報
『冬子の夏』
2022年秋より順次公開
出演:豊嶋花、長澤樹
企画・脚本:煙山夏美
監督︰金川慎一郎
制作:太陽企画
プロダクションマネージャー:吉村佑馬
プロデューサー:松本章伯
アソシエイトプロデューサー:松岡周作
25分(予定)/カラー
(c)2022『冬子の夏』製作委員会

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