相葉雅紀、ホラー映画初出演で中田秀夫監督とタッグ 『“それ”がいる森』9月30日公開決定

 相葉雅紀が主演を務めるホラー映画『“それ”がいる森』が、9月30日に全国公開されることが決定した。

 ジャパニーズホラーを代表する存在で、ハリウッドでリメイクもされた『リング』、2000年代興行収入No.1ヒットホラー映画『事故物件 恐い間取り』などの中田秀夫監督が、不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台にしたホラーエンターテインメントとなる本作。実際に数々の“それ”を見たという目撃情報をベースに、主人公たちが得体の知れない“それ”に遭遇するという未知の恐怖を描く。果たして、“それ”の正体とは。

 主演を務める相葉は、本作がホラー映画初出演。数々のドラマ、映画、CMに出演し、バラエティー番組では司会も務め、2016年には『第67回 NHK紅白歌合戦』で白組の単独初司会を務めるなど、マルチな活躍で知られる相葉。嵐の活動休止後も、俳優として『和田家の男たち』(テレビ朝日系/2021年)や、主演舞台『ようこそ、ミナト先生』(2022年)などに出演したが、映画の主演は嵐の活動休止後としては本作が初となる。なお、相葉のキャリアにおいては、『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(2014年)以来、本作が8年ぶりの映画主演作となる。

 脚本は、『事故物件 恐い間取り』のブラジリィー・アン・山田と『スマホを落としただけなのに』シリーズの大石哲也が手がける。

 撮影中の現場から、相葉は「ホラー映画の巨匠、中田監督の作品に参加させて頂ける事、そして今回初めてのホラー映画にチャレンジする機会を頂けた事を、本当に光栄に思っております。監督の一つ一つの演出に勉強させて頂きながら、自分なりにこの映画が表現しようとしている“恐怖”と向き合っています。完成を楽しみにして頂けたら嬉しいです」と中田組初参加への思いと、初めて経験するホラー映画の現場について語った。

 中田監督も「今回相葉雅紀さんを主演に迎え、再び『新味溢れるホラーとは?』と自問しながら、撮影を進めています。相葉さんは、現場でこちらが惚れ惚れするほどの“自然体”でありつつ『この場面から主人公本人の自覚がグッと高まるべきですね』と肝になる発言をしてくださり、私としてもとても助けられています。新しい挑戦に貪欲に取り組む彼の姿勢は、この映画のチャレンジと見事に共鳴してくれていると確信しています」と本作への意気込みを語った。

コメント

相葉雅紀(田中淳一役)

ホラー映画の巨匠、中田監督の作品に参加させて頂ける事、そして今回初めてのホラー映画にチャレンジする機会を頂けた事を、本当に光栄に思っております。監督の一つ一つの演出に勉強させて頂きながら、自分なりにこの映画が表現しようとしている“恐怖”と向き合っています。完成を楽しみにして頂けたら嬉しいです。

中田秀夫(監督)

私がホラー映画を作り始めて、もう四半世紀が経ちました。ストレートなモダンホラーや、母娘の情愛を中心に据えたもの、近年では「恐ポップ」と称して、「恐怖と笑いが交錯する」作品など、手を変え品を変え、ホラーに挑んできました。その理由は、ホラー映画は時
代の空気感を敏感に吸うものだと思うからです。さて、今回相葉雅紀さんを主演に迎え、再び「新味溢れるホラーとは?」と自問しながら、撮影を進めています。相葉さんは、現場でこちらが惚れ惚れするほどの「自然体」でありつつ「この場面から主人公本人の自覚がグッと高まるべきですね」と肝になる発言をしてくださり、私としてもとても助けられています。新しい挑戦に貪欲に取り組む彼の姿勢は、この映画のチャレンジと見事に共鳴してくれていると確信しています。

■公開情報
『“それ”がいる森』
9月30日(金)全国公開
監督:中田秀夫
出演:相葉雅紀
脚本:ブラジリィー・アン・山田、大石哲也
企画・配給:松竹
制作プロダクション:松竹撮影所
(c)2022「“それ”がいる森」製作委員会

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