伊藤健太郎が撮影への感謝を語る姿も 阪本順治監督最新作『冬薔薇』特報公開
阪本順治監督最新作『冬薔薇』の公開日が6月3日に決定。あわせて特報映像が公開された。
本作は、阪本監督によるオリジナル脚本で、人間の業を切なく儚く紡ぐ人間ドラマ。ある港町を舞台に、友人や女から金をせびってはダラダラと生きる中途半端な男・渡口淳の日常が、仲間が何者かに襲われたことにより大きく動き出していく模様を描く。
公開された特報映像は、主人公・淳を演じる伊藤健太郎の撮影時のコメントから始まる。「今はもう、失うものは何もない。お芝居ができる環境にいられるということがすごく幸せ」。その後には、今回初めてタッグを組んだ阪本監督との撮影現場でのやり取りが続く。
本作の製作発表時(撮影時)に、「伊藤健太郎に逢ってから当て書きした脚本で、余力があればスタッフとして現場でも働いてくれている」と阪本監督がコメントしている通り、撮影現場の様子からもその思いが垣間見えるものとなっている。そして最後に映し出されるスローモーション映像は、この特報唯一の劇中シーン。静かに、目を伏せがちに振り返る淳の眼差しの先に待つものとは。
■公開情報
『冬薔薇』
6月3日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
脚本・監督:阪本順治
出演:伊藤健太郎ほか
配給:キノフィルムズ
製作:木下グループ
(c)2022 「冬薔薇」 FILM PARTNERS
公式サイト:https://www.fuyusoubi.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/FUYUSOUBI_jp