玉山鉄二、深川麻衣、音尾琢真らの交流が 『今はちょっと、ついてないだけ』本予告

 玉山鉄二主演映画『今はちょっと、ついてないだけ』の本予告が公開された。

 本作は、伊吹有喜による同名小説を原作に、『流れ星が消えないうちに』『パーフェクトワールド 君といる奇跡』の柴山健次が監督・脚本を務め映像化した人間ドラマ。

『今はちょっと、ついてないだけ』本予告

 公開された本予告では、それぞれが“今はちょっと、ついてない”日々の中、シェアハウスで出会い、ゆっくり心を休めながら 共に過ごす“不器用な”仲間たちとの時間が、主人公・立花(玉山鉄二)らを少しずつ変えていくさまが映し出されている。また、映像内では、Age Factoryの主題歌「First day song」が初披露されている。

 また、2月26日に開催された「映画のまち調布 シネマフェスティバル2022」にて、本作の世界最速上映が実施され、登壇した玉山は「いま(の時代は)凄く閉塞感があって、一回失敗してしまうと、もしかしたら次のチャンスが巡ってこないかもしれない。リスタートを切るのが怖い、そんな社会になっている最中、ポンと背中を押してもらえるような作品になっていると思う」と語り、深川麻衣は「あの時こうしていればよかったとか、あの道を選択していればよかったな、と誰しも思うことがあると思う。でもどんな自分の選択もこれでよかったんだ、遠回りしたからこそ見える景色があるんだ、と気づかせてくれる話」とコメント。2016年に原作と出会い、自ら映画化の許諾に動いた柴山監督は、「世の中にはがんばれ、という作品が多すぎると思っていたけれど、生きているだけで頑張っていない人はいないと思う。この物語は、がんばれがんばれとは言わない。でも、ちゃんと見守ってくれているんです。そんな優しさが映画を通して伝われば嬉しい」と語った。

■公開情報
『今はちょっと、ついてないだけ』
4月8日(金)より、新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー
監督・脚本:柴山健次
出演:玉山鉄二、深川麻衣、音尾琢真、団長安田(安田大サーカス)、高橋和也ほか
原作:伊吹有喜『今はちょっと、ついてないだけ』(光文社文庫)
配給:ギャガ 
(c)2022 映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会
公式サイト:gaga.ne.jp/ima-tsui
公式Twitter:twitter@ima-tsui

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