『私ときどきレッサーパンダ』日本版エンドソングをDa-iCEが担当 声優にも初挑戦

 3月11日よりディズニープラスで独占配信される『私ときどきレッサーパンダ』の日本版エンドソング「どんな君も」をDa-iCEが担当することが決定した。

 本作は、ピクサーの短編アニメーション『Bao』で第91回アカデミー賞短編アニメーション賞をアジア系女性として初めて受賞したドミー・シーが監督を務めたディズニー&ピクサー最新作。

 主人公メイは、母親の前ではいつも“マジメで頑張り屋”のいい子。しかし本当は推しのアイドルグループや好きな男の子に夢中で、ときには友達とハメを外して遊んだりする明るい自分を母親に秘密にしている。そんなメイは、ある出来事をキッカケに自分を見失い、感情をコントロールできなくなってしまう。悩みこんだまま眠りについたメイが翌朝目を覚ますと、なんとモフモフなレッサーパンダになってしまっていた。 突然の変身に隠された、メイも知らない驚きの“秘密”とは。

『私ときどきレッサーパンダ』|「どんな君も」performed by Da-iCE MV 30秒|Disney+ (ディズニープラス)

 昨年末に発表された第63回レコード大賞の大賞を受賞したDa-iCEの和田颯は、本作の日本版エンドソングアーティストに決まったと聞いた時のことを、「ディズニー&ピクサー作品のエンドソングを自分達が担当できる日が来るとは思ってなかったので、『本当に僕たちでいいんですか?』って思いました」と驚きを隠せなかったと振り返った。また大野雄大は「幼稚園の頃、両親が迎えに来てくれるまでの間、よくディズニーの映画を観て待ってたんです。一番最初に歌ったのも『アラジン』の『A Whole New World』でした。そんなディズニー作品の楽曲を歌わせてもらうことになって、嬉しかったのと同時にびっくりしたのを覚えています」と、幼少期から親しみの深いディズニー作品の楽曲を担当することへの喜びを語った。

 彼らが歌う日本版エンドソング「どんな君も」は、世界的人気を誇るアーティストのビリー・アイリッシュとその兄でプロデューサーのフィニアス・オコネルが手掛けた、劇中にも登場する楽曲「Nobody Like U」のカバー。“本当の自分らしさ”に悩み、葛藤する主人公メイに「どんな君でも君だよ 本当の自分を隠さないで」と、背中を押してくれる楽曲になっている。楽曲を初めてきいた時のことを聞かれると、工藤大輝は「ビリー・アイリッシュさんの楽曲は普段からたくさん聴いているんです。今回は、映画のために制作されたR&Bの楽曲。2000年代初頭が舞台の映画で、僕たちは幼少期からバックストリート・ボーイズさんやイン・シンクさんなどを聴き、MVを見ては参考にしてきたので、その時代に寄せた楽曲をできるというのが、すごく嬉しいことだなと思いました」と、喜びをかみしめるとともに、本楽曲をDa-iCEが歌うことへの運命性を語った。

 さらにレコーディングの際のことを聞かれると、大野は「ここ10年で一番難しかったというくらい、難しかったです。自分たちの楽曲だとフェイクは自分たちで考えて歌うことが多いのですが、今回は譜面通りにフェイクをなぞって歌ったのが、初めての作業で、特に難しかったです」と苦労話を披露した。

 そんなDa-iCEによる日本版エンドソング「どんな君も」が収録されたMV映像も公開されている。

 さらに、Da-iCEは劇中に登場する5人組人気ボーイズ・グループ「4★TOWN」の日本版声優にも抜擢。4★TOWNは、主人公のメイとその友人たちが夢中になる、絶大な人気を誇る5人組のボーイズ・グループ。声優への初挑戦について花村想太は「顔に合わせなきゃいけないとか、叫び声もひとつじゃなくて、2つ3つと色んなパターンをしなきゃいけないなど、すごくいい経験になりました」と語り、岩岡徹は「声のみで表現することは、本当に難しいことだったので、改めて声優さんの凄さを実感しました。アフレコブースに入ってお仕事させて頂いたのが、夢のようでした!」とアフレコの難しさについて語った。

■配信情報
『私ときどきレッサーパンダ』
ディズニープラスにて、3月11日(金)より見放題で独占配信開始
監督:ドミー・シー
製作:リンジー・コリンズ
日本版声優:佐竹桃華、木村佳乃ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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