水川あさみ、『ミステリと言う勿れ』に登場 幼少期の整に大きな影響を与える存在に

 水川あさみが、菅田将暉主演のフジテレビ系月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』にセミレギュラーキャストとして出演することが発表された。

 『月刊フラワーズ』(小学館刊)で2016年に連載がスタートした田村由美による同名コミックを原作とした本作は、主演の菅田演じる天然パーマがトレードマークの主人公・整が、淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。

 水川が演じるのは、整が通う東英大学の准教授・天達春生(鈴木浩介)のパートナーだった女性・美吉喜和。整とは、まだ彼が幼い頃に出会っており、さまざまな問題や悩みを抱えていた少年・整(柊木陽太)を温かく見守り、彼のその後の人生を左右するようなアドバイスを与えたり、道しるべを示したりと、大きな影響を与える存在となっていた。ところが、整と出会った数年後に悲しい事件に巻き込まれ殺されてしまう。成長した整は、喜和の強い影響もあり、天達が准教授を務める大学に通うことに決める。そんな天達はいまでも整がとても頼りにしている数少ない人の一人だ。

 水川が月9ドラマに出演するのは、『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』以来4年半ぶりとなる。今回水川が演じる喜和は、回想シーンでの登場のみとなり、幼少期の整を演じる子役・柊木陽太との共演になる。

水川あさみ コメント

出演の経緯

出演のオファーをいただいてから、まず原作マンガ、そして脚本という順番で読みました。こんなにガッツリしたミステリー作品を久しぶりに読んだのですが、原作がすごくしっかりとしたストーリーになっているので面白いと思いました。そうしたら、松山(博昭)監督から“喜和役でお願いします”と言われたんです。松山監督のもとでお芝居をする時にいただく役としては珍しい雰囲気の役なので、面白いな~と思い、“ちゃんとやります!”とお返事しました(笑)。

美吉喜和をどのように演じたか

包容力がある優しい女性……と、監督から言われましたので、とにかくそれを意識して演じました! それだけです(笑)

回想シーンのみとなる喜和の出演パートについて

そうなんです。今は亡くなってしまっているという設定ですので、回想シーンにしか出演しないのですが、整の中にある忘れられない良い思い出の一部になれたら良いなと思います。喜和は直接、今起きているストーリーに絡むことはないのですが、人を通して、思い出として作品に関わっていくのは面白いですね。

整にとっては重要なキャラクターとなる喜和について

まだ何があったのかはわかりませんが、整の幼少時代に大きな影響を与えていますから、とにかく整を思うことを意識しました。幼少期の整を演じる(柊木)陽太君がメチャクチャかわいくて。陽太君は京都ということで、私と同じ関西出身なのでいろいろ話をしていました。最初はすごく緊張していたみたいなんですけど、どんどん話すようになって打ち解けてくれたので、そんな雰囲気が2人のお芝居に出ていれば良いなと思っています。

天達春生役の鈴木浩介について

浩介さんは久しぶりにご一緒しました。そう言えば、浩介さんもいつもとは雰囲気の違う役ですよね? 松山監督に何か試されているのかも(笑)? 浩介さんは面白い雰囲気を作り出す役を演じられることが多いけど、今回は天達も喜和同様、優しくてしっとりとした役。整と天達のシーンを撮影で見られなかったので、オンエアを楽しみにしています。

視聴者にメッセージ

私は今回、整自身の本質に触れていく存在になるので、整にキチンと寄り添う喜和が演じられていたらいいなと思います。ぜひ、ご覧いただけたらうれしいです。

■放送情報
『ミステリと言う勿れ』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演:菅田将暉、伊藤沙莉、門脇麦、白石麻衣、水川あさみ、鈴木浩介、筒井道隆、永山瑛太
原作:『ミステリと言う勿れ』 田村由美(小学館『月刊フラワーズ』連載中)
脚本:相沢友子
プロデュース:草ヶ谷大輔、熊谷理恵
演出:松山博昭、品田俊介、相沢秀幸、阿部博行
制作・著作:フジテレビ 第一制作部
(c)田村由美/小学館 (c)フジテレビジョン
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/mystery/
公式Twitter:https://twitter.com/not_mystery_?s=09
公式Instagram:https://www.instagram.com/not_mystery_not

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