映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』が2022年初夏に公開されることが決定し、あわせて特報映像とティザービジュアルが公開された。

　1979年に放送された日本ロボットアニメの金字塔にして、ガンダムの原点『機動戦士ガンダム』の第15話「ククルス・ドアンの島」。ファンの間では名作として知られる本エピソードは、主人公のアムロ・レイと敵対するジオン軍の脱走兵ドアンとの交流を通じて戦争の哀愁が描かれ、当時ガンダムファンの注目を集めた。

　本作では、ガンダムとアムロの物語が、劇場版3部作でも描かれることのなかった伝説のエピソードとともに待望の映画化。TVシリーズ『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン・アニメーションディレクターであり、累計発行部数1000万部を超えるヒット作『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を手がけた安彦良和が監督を務め、現在鋭意制作中。公開は2022年の初夏を予定している。

　作中では、ガンダムファンにお馴染みのホワイトベースの仲間たちやモビルスーツが登場。壮大なスケールでよみがえるRX-78-02、ガンダムとアムロの物語が最新のアニメーションで描かれるモビルスーツ戦とともに描かれる。

　公開されたビジュアルは、安彦監督自らが描き下ろしたもの。主人公アムロ・レイの搭乗機“RX-78-02 ガンダム”と、 “ザク”の姿が納められ、アムロのこちらに向けるまっすぐな眼ざしが切り取られている。

　あわせて公開された特報映像では、RX-78-02 ガンダムが大地に立つ様子、輸送機ガンペリーが物語の舞台となる島の上空を飛行するシーンが描かれている。

■公開情報
『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』
2022年初夏公開
企画・製作：サンライズ
原作：矢立肇、富野由悠季
監督：安彦良和
副監督：イム・ガヒ
脚本：根元歳三
キャラクターデザイン：安彦良和、田村篤、ことぶきつかさ
メカニカルデザイン：大河原邦男、カトキハジメ、山根公利
美術監督：金子雄司
色彩設計：安部なぎさ
撮影監督：葛山剛士、飯島亮
CGI演出：森田修平
CG監督：安部保仁
編集：新居和弘
音響監督：藤野貞義
音楽：服部隆之
配給：松竹
(c)創通・サンライズ
公式サイト：g-doan.net
公式Twitter：@g_cucuruzdoan