『和田家の男たち』で3年ぶり連ドラ主演 相葉雅紀の演技の魅力は“親近感”と“安心感”にあり

連続ドラマ初主演『マイガール』で思いがけない父親役

 連続ドラマ初主演を飾った作品『マイガール』。相葉雅紀が本作で演じた笠間正宗は、留学先で亡くなってしまった年上の恋人・塚本陽子(優香)に思いを寄せ続ける青年である。何度手紙を送っても返事のない6年間の末、知ったのは彼女の訃報と、5歳になる娘・コハルの存在だった。いきなり5歳の娘の父親になるという、主演にしてヘビーな役柄ではあるが、相葉雅紀は持ち前の「安定感」でこの役を演じ切った様子。

 『マイガール OFFICIAL BOOK』に掲載されている当時のインタビューでも「(子供との接し方が上手ですね、というライターの質問に対し)いや、普通です。自然に接しています。子供と話をしている、というのは、頭の隅っこにある感じです。基本的には、他の人に話すように、全然気を遣うことなく、いつも通りにしゃべっています」と語っている。物怖じしない性質は、持って生まれたもののようだ。

 相葉雅紀の演技の特徴として「親近感」と「安心感」があると先述したが、視聴者に対してはもちろんのこと、ともに作品づくりをするキャストやスタッフに対しても、彼の特質は余すところなく伝わっているだろう。

『和田家の男たち』放送にちなみ、取材からネット記事の公開までを体験した相葉雅紀。取材の練習相手となった佐々木蔵之介は、相葉の取材の進め方に対し「質問が自然で、流れるようなインタビューだった」と太鼓判。二人の関係性あってのことでもあるが、共演者の信頼を得る、相葉雅紀の手腕が見事である。

■放送情報
金曜ナイトドラマ『和田家の男たち』
テレビ朝日系にて、10月22日(金)スタート 毎週金曜23:15〜0:15放送
※一部地域で放送時間が異なる
出演:相葉雅紀、佐々木蔵之介、段田安則、小池栄子、石川恋、駒木根隆介、岡部たかし、宮澤美保、潤浩、正門良規(Aぇ! group)
脚本:大石静ほか
監督:深川栄洋ほか
音楽:ワンミュージック
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー:残間理央(テレビ朝日)、本郷達也(MMJ)、布施等(MMJ)
制作:テレビ朝日
(c)テレビ朝日

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