赤楚衛二、念願の出演『世にも奇妙な物語』は“落差”に注目 堀未央奈は大学のマドンナに

 11月6日にフジテレビ系土曜プレミアムにて放送される『世にも奇妙な物語’21秋の特別編』。『スキップ』で主演を務める赤楚衛二のコメントと場面写真が公開された。

 1990年4月にレギュラードラマとして放送が開始され、その後は特別編という形で年に2度放送を続けるスタイルで、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と俳優を掛け合わせることによって、奇妙な物語の世界観を作り出してきた『世にも奇妙な物語』シリーズ。4つのオムニバスストーリーで構成される秋の特別編では、赤楚主演の『スキップ』のほか、森七菜が主演を務める『優等生』、桐谷健太主演の『ふっかつのじゅもん』、山口紗弥加が主演を務める『金の卵』が放送される。

 『世にも奇妙な物語』シリーズ初出演で初主演を務める赤楚が演じるのは、さえない大学生活を送る主人公・大倉幹夫。主人公と同じ大学に通い、同級生で大学のマドンナ的存在である藤野彩花役を堀未央奈が担当。そのほか、坂口涼太郎、時任勇気、柳俊太郎が出演する。

 幹夫は、彩花に思いを寄せながらも、なかなか声をかけることもできず、味気ない日々を過ごしていたある日、学校の帰り道で見覚えのあるマークが描かれた鍵を拾う。その鍵は、子どもの頃に祖母から「絶対に入ってはいけない。中に入ったら、二度と出られなくなる」と言われた大倉家にある“開かずの扉”の鍵だった。しかし、幹夫は鍵にひきつけられるように不穏な雰囲気に包まれながらも“開かずの扉”を開けてしまうことに。扉を開けてしまったことがきっかけで、幹夫の人生は一変する。

 公開された場面写真には、向かい合う赤楚と堀の姿が収められている。

赤楚衛二 コメント

出演が決まった時の感想

めちゃくちゃテンションが上がりました! 小さい頃から、“怖いな”と思いつつも、思わず見てしまうストーリー展開でいつも楽しく見ていた番組です。そして、役者をやるからには、いずれは出演させていただきたいと思っていた番組だったので、本当にうれしかったです!

台本を読んでみた時の感想

起承転結がはっきりしていて、テンポも良くて楽しみながら読ませていただきました。最初から後半にかけての落差があって、一つ一つが丁寧に描かれていたので、演じがいのある役だと思いました。

幹夫を演じて

最初、台本を読んだ時は根暗なイメージがありましたが、監督と話していくうちに、“もうちょっと普通の男の子で演じてみていいよ”と言って下さって、少し自分らしさを出して演じました。よく友達にいそうな雰囲気の“ザ・良いやつ”かつ、そこまでイケてないみたいなキャラクターを前半に出して、後半はグッと変えていくというようなアプローチをしました。ぜひ、その落差を楽しんでいただければと思います。

視聴者に向けてへのメッセージ

一見、面白い話かなと思わせて、怖い話です。後半につれての伏線回収であったり、ぞっとする怖さだったりといろんな気持ち悪さを僕の役と一緒に追体験していただいて、楽しんでいただければと思います。ぜひ、お楽しみに!

※柳俊太郎の「柳」は旧字体が正式表記。

■放送情報
土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’21秋の特別編』
フジテレビ系にて、11月6日(土) 21:00~23:10放送
ストーリーテラー:タモリ

『優等生』
脚本:坂本絵美
演出:山内大典
出演:森七菜、奥平大兼、倉悠貴、オーイシマサヨシほか

『スキップ』
脚本:井上テテ
演出:松木創
出演:赤楚衛二、堀未央奈、坂口涼太郎、時任勇気、柳俊太郎ほか

『ふっかつのじゅもん』
脚本:畠山隼一
演出:石川淳一
出演:桐谷健太、野波麻帆ほか
協力:株式会社スクウェア・エニックス
「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」
(c)1987 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
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「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」
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『金の卵』
脚本:三輪江一
演出:山内大典
出演:山口紗弥加、長谷川朝晴、小野莉奈

編成企画:渡辺恒也、狩野雄太
プロデュース:中村亮太、関本純一
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ
(c)フジテレビ
公式サイト:http://www.fujitv.co.jp/kimyo/
公式Twitter:@yonimo1990

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