岡田将生×川口春奈『聖地X』予告編&ポスター公開 緒形直人、真木よう子、渋川清彦も出演

 入江悠監督作『聖地X』の劇場公開・配信日が11月19日に決定し、追加キャスト、予告編、ポスタービジュアルが公開された。

 前川知大が主宰するイキウメの人気舞台を、前川と5年ぶりのタッグとなる入江監督が映画化する本作。「恐怖の村」シリーズ『犬鳴村』『樹海村』のプロデュースチームと、『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』『見えない目撃者』などを手がけるロボットが企画を務め、オール韓国ロケを敢行。『犯罪都市』『悪人伝』など数々の韓国映画を手がけたB.A.エンタテインメントが参加し、ロボットと共同制作を行った日韓スタッフ融合作品となった。

 夫との離婚を決意した東要(川口春奈)が、日本を飛び出し、兄の輝夫(岡田将生)が住む韓国の別荘へ向かい、傷がいえるまで共に韓国で過ごすことに。そして、二人は知らず知らずのうちに巨木と井戸が目印の名もなき聖地・“聖地X”に足を踏み入れる。そこに入った者は精神を病み常軌を逸して、奇妙な死を遂げていく。輝夫と要たちはこの“聖地X”で起こる数々の惨劇から逃れ、忌々しい土地に根付く“約束された死”から解放されることはできるのか。

 今回新たに追加キャストとして発表されたのは、緒形直人、真木よう子、渋川清彦、山田真歩、薬丸翔。さらに、パク・イヒョン、パク・ソユン、キム・テヒョンら韓国キャストも出演する。

 公開されたポスターは、輝夫(岡田将生)と要(川口春奈)がジッとこちらを見据えた美麗なビジュアルに仕上がっている。

『聖地X』予告編

 予告編では、韓国で暮らすことになった兄妹が、呪われた“聖地”で次々と怪異に襲われていく様子が映し出される。そして、同じ人間が同じ時間に別々の場所にいることがわかり、狂気が加速。足を踏み入れてしまったものたちが逃げられない“聖地X”に戦慄する内容となっている。

コメント

緒形直人

入江監督は常にチャレンジしているという印象があります。この作品で初めてご一緒させて頂きましたが、⼊江組にしかない現場の張りが⼼地良かったです。⽇韓のスタッフ、キャストの⼒が合わさり刺激的な現場でした。韓国⼈スタッフの情熱や、俳優たちの芝居や現場での姿勢を⽬の当たりにした事は、これからに繋がる貴重な経験となりました。また、異様な雰囲気で佇む撮影現場やセット美術に不気味な聖地Xを感じました。

真木よう子

入江監督の作品であるなら、何の役でも出演したいと思いオファーを即決で受けました。撮影を終えてやはり間違いない作品になったと確信しています。
私自身、韓国が大好きなので、撮影の合間に韓国語を教えてもらったりとても楽しみながら撮影に挑めました。
コロナが落ち着いたらプライベートでもまた韓国に行きたいです。

渋川清彦

前回、入江監督の『ジョーカーゲーム』に誘ってもらい参加させてもらった時はインドネシアのバタム島という所に3週間くらいいさせてもらい、今回は韓国に3週間くらいいさせてもらいました。入江監督、次はどこですか?準備してますよ。
観光地のような賑やかな所だけでなくローカルな町や村で撮影をする時、少し近所を歩いたりして韓国のローカルを肌で感じなんとも気持ち良い日々でした。そして何より食事が合い、毎日楽しみでした。

山田真歩

「誰か一人でも信じる人間がいるかぎり、本当でない物語などありはしないのだ」
これは『聖地X』の韓国ロケに一冊だけ持っていった本に書いてあった言葉です。
自分の知らない国。十年ぶりの入江組。最後まで信じようと思って演じました。

薬丸翔

イキウメの『聖地X』の中で存在し得る為に、入江監督とスタッフの方と多くのことを話し合い、構築していきました。
「舞台を韓国に」という作品に必要不可欠な作業を日韓のプロフェッショナルが見事に実現した、類を見ない作品になっていると思います。

■公開・配信情報
『聖地X』
11月19日(金)劇場・配信同時公開
配信:auスマートパスプレミアム、TELASAにて、11月19日(金)10:00〜
対象:auスマートパスプレミアム会員(月額情報料548円/初回30日間無料)、TELASA会員(月額情報料618円初回15日間無料)
出演:岡田将生、川口春奈、渋川清彦、山田真歩、薬丸翔、パク・イヒョン、パク・ソユン、キム・テヒョン、真木よう子、緒形直人
監督・脚本:入江悠
原作:前川知大『聖地X』
音楽:SOIL&"PIMP"SESSIONS、海田庄吾
エンディングテーマ:SOIL&“PIMP”SESSIONS「Face」(Getting Better / Victor Entertainment)
企画:東映、ロボット
制作プロダクション:ロボット
共同制作:B.A.エンタテインメント
配給:GAGA /朝日新聞社
(c)2021「聖地X」製作委員会
公式サイト:https://seichi-x.com/
公式Twitter:@seichiX_movie

関連記事