杉咲花、『おちょやん』後初ドラマ出演で盲学校生に 脚本は『レンアイ漫画家』松田裕子

 杉咲花が、10月期新水曜ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』で日本テレビ系ドラマ初主演を務める。

杉咲花
『ヤンキー君と白杖ガール』(c)うおやま/KADOKAWA

 Web連載での閲覧数累計2000万PVを突破した『ヤンキー君と白杖ガール』(うおやま/KADOKAWA)をドラマ化した本作は、勝ち気だけど恋には臆病な盲学校の女の子と、喧嘩上等だけど根は純粋なヤンキーの2人が繰り広げる、新世代ラブコメディー。光と色がぼんやりわかる程度の弱視の盲学校生ユキコと、喧嘩っ早いけど純粋な不良少年の森生。運命の出会いをした2人がお互いのことを理解し、惹かれ合っていく。

 主人公である盲学校生・赤座ユキコを、朝の連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合)以来、初のドラマ出演となる杉咲が演じる。

 脚本を手がけるのは、『ごくせん』シリーズ(日本テレビ系)、『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)、『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)の松田裕子。

 出演が決定した杉咲からはコメントも寄せられている。

杉咲花 コメント

原作を読んで

二人が少しずつお互いのことを知りながら、不器用に惹かれあっていく姿がコミカルに描かれる中で、「普通ってなんだろう?」ということを問いかけている作品で、すごくリアリティを感じました。胸がキュンとしたり、思わず笑ってしまったり、応援したくなるような描写もありつつ、共感できるポイントもたくさんある作品だと思います。

主人公・ユキコについて

とてもピュアな人だと思いました。
恋に対して臆病になってしまっているユキコが、森生からのアプローチに強気で反応しながらも実は動揺してしまっているという姿はとても可愛らしくて、クスッと笑ってしまうような愛おしさのある人だなと感じました。
共通点は、自分が身につけるものにこだわったり、それを楽しんでいるところです。
また、不器用でうまく伝えられない部分もありながら、基本的には自分の感情に正直で、嘘をつかない素直なところに魅力を感じました。

ユキコの恋の相手となる森生について

「海は広い! 犬は可愛い! ユキコさんが好き!」みたいな……。感情のホームランを常に打ち続けているような真っ直ぐさが憎めないなと感じ、とても好きなキャラクターです。

『恋です!』にかけて、自身を一言で表すと

「ごはんが好きです!」
料理をすることも食べることも好きで、生きる楽しみです(笑)。一日の中でごはんを食べる時間が一番好きです。好きなメニューは豚しゃぶで、自分でもよく作ります。

視聴者へのメッセージ

一見交わることのなさそうな二人が惹かれあっていく姿にキュンとしたり、ハラハラさせられたり、思わず笑ってしまったり。そして、自分にとってのコンプレックスだと感じていたものすらも、なんだか愛おしく感じられる瞬間があるような、観てくださる方にとって勇気づけられるような作品になったらいいなと思っています。
ぜひ、楽しみにしていただけたら嬉しいです。

うおやま(原作者) コメント

「見えにくさ」を抱える人のことを知ってもらいたくてひとりで始めたマンガが、様々な方に支えられて少しずつ広がり、このたび素晴らしいキャストとスタッフの皆様に実写化して頂けること、奇跡だと感じています。
マイノリティ同士のラブコメだからこそ、生きづらいと感じている多くの方の心に寄り添えるドラマになる、と楽しみにしています!

日本テレビ 情報・制作局プロデューサー 森雅弘 コメント

とにかく明るく、パワフルで優しいうおやまさんの原作を、杉咲花さんと言う素晴らしい俳優さんとテレビドラマ化できる事が本当に楽しみです!
誰しもが「心のすさみ」を感じる事が増えた今の時代だからこそ、人を理解し、少しでも優しくなれるきっかけとなるような、少しでも前向きな気持ちになれるようなドラマをお届けできるよう頑張ります。

■放送情報
『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』
日本テレビ系にて、10月放送スタート 毎週水曜22:00〜放送
出演:杉咲花
原作:『ヤンキー君と白杖ガール』(うおやま/KADOKAWA)
脚本:松田裕子
演出:内田秀実、狩山俊輔
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:森雅弘、小田玲奈、鈴木香織(AX-ON)
(c)日本テレビ

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