山田裕貴、北海道の『なつぞら』から沖縄の『ちむどんどん』へ 再びの教員役に

 2022年度前期NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に山田裕貴が出演することが発表された。

 朝ドラ第106作目となる本作は、個性豊かな沖縄四兄妹の、本土復帰からの歩みを描く笑って泣ける朗らかな、50年の物語。連続テレビ小説『マッサン』、『昭和元禄落語心中』などを手がけてきた羽原のオリジナル作品となる。主人公・比嘉暢子を黒島結菜が演じ、「語り」を沖縄県出身のジョン・カビラが担当する。

 山田が演じるのは、暢子の姉・良子(川口春奈)の学生時代からの友人・石川博夫。比嘉家の暮らす村からバスで30分ほどの町で、良子と同じく教員をしている。父も祖父も教員だった。勉強熱心で生真面目な性格で、学生時代に勉強会を催して良子たちと交流していた。良子とどこか男女としてもお互いを意識している関係。

 山田は演じる博夫の魅力について、「戦後の69年代、70年代のまだ家柄や、家族の関係に上下がある時代、その中でどう生き抜いていくかがこの男の見どころなのかと」とコメント。

 沖縄が舞台の本作だが、前回出演した朝ドラは北海道が舞台の『なつぞら』。『なつぞら』の現場は思い出深いようで、「愛を教えてもらった現場でした。それまで俳優は苦しまなければ上手くなれない、強くなれないと思っていましたが。現場づくり、一緒に楽しむことを教わって気がします。仲間がたくさんできたし、ほぼ全くなかった街中で声をかけていただくこともこの頃からほんとに増えました。キャストさんやスタッフさんからたくさん愛をいただいた気がしました。もちろん応援してくださった皆様にも一生忘れられません」と振り返った。

山田裕貴 コメント全文

『ちむどんどん』出演の意気込み

親のプレッシャー、これには自分も重ねつつ(笑)
だからこそ、お芝居ではなく役を生きることができると思うし
戦後の69年代、70年代のまだ家柄や、家族の関係に上下がある時代、
その中でどう生き抜いていくかがこの男の見どころなのかと。
人間が生きていく中で
人と人、この関係性に対して、
深く考えられる役になるのかと思います。

連続テレビ小説出演について

『なつぞら』
このときは北海道でした。
今度は沖縄、真逆の土地ですね
愛を教えてもらった現場でした
それまで俳優は苦しまなければ上手くなれない、強くなれないと思っていましたが
現場づくり、一緒に楽しむことを教わって気がします
仲間がたくさんできたし
ほぼ全くなかった街中で声をかけていただくこともこの頃からほんとに増えました
キャストさんやスタッフさんからたくさん愛をいただいた気がしました
もちろん応援してくださった皆様にも一生忘れられません

沖縄の印象と好きな沖縄の場所・食べ物・芸術など

沖縄料理大好きです、よく食べていました。
昔、沖縄料理屋さんで働いていた先輩がいて
そのお店によくいっていたのですが
横で沖縄三味線を弾いてくれたりして
そのとき初めてハブ酒ものみました
これだけ思い出があるのですが、
沖縄に行ったことがないんです!!!!!!!!!!!!(笑)

■放送情報
NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』
NHK総合にて、2022年春放送
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK

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