細田守最新作『竜とそばかすの姫』予告編公開 『アナ雪』キャラクターデザイナーも参加

 7月に公開される細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』のキャラクターデザインと予告編が公開された。

 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『未来のミライ』と、過去作すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞し、『未来のミライ』ではアニー賞受賞に米国アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされた細田監督。本作では、『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』『サマーウォーズ』 と、約10年に1度描いてきたインターネットの世界を舞台に、『時をかける少女』以来となる10代の女子高生を主人公に迎え、世界の片隅で自分を失ってしまった少女が開く新しい扉、未知との遭遇、そして成長していく姿を、細田監督ならではのリアル×ファンタジーを通じて描き出す。

 主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すず。幼い頃に母を亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずが、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット仮想世界「U」に、歌姫「ベル」として参加し、その歌声で瞬く間に世界に注目される存在になっていく。

 また、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで、『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ベイマックス』『モアナと伝説の海』など数多くのキャラクターデザインを手がけてきたジン・キムが、歌姫ベルのキャラクターデザインを手がけたことが明らかになった。互いの作品をリスペクトし合っていた、ジン・キムと細田監督は、『未来のミライ』が米国アカデミー賞ノミネートされた頃、ロサンゼルスで出会い、意気投合。いつか一緒にクリエイティブを、と語り合った。今回、歌姫ベルのデザイン制作にあたり、細田監督が正式に依頼、互いが熱望していたクリエイティブの共演が実現し、キャラクターデザインが公開された。

 また、先日公開された世界50億人以上が集う「U」のコンセプトアートを担当したのは、ロンドン在住の新進気鋭のイギリス人建築家/デザイナー、エリック・ウォン。ユニバーサルでインターナショナルな超巨大インターネット空間を、建築とデザインの双方から独創的に描ける人物として、細田監督自らが探し出し、たっての希望で実現した。

 さらに、先日3月15日に発表された第93回米国アカデミー賞長編アニメーション部門へノミネートされた『ウルフウォーカー』をはじめ、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ブレンダンとケルズの秘密』など、これまで5本の映画をアカデミー賞にノミネートさせてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンのトム・ムーア、ロス・スチュアート監督をはじめとするスタッフたちが今作に参加する。

『竜とそばかすの姫』予告

 公開された予告編には、ジン・キムがデザインした歌姫ベルの美しく輝く姿が。高知の田園風景や校舎という日常から、仮想世界「U」へと新たな世界の扉を開いていくすず(ベル)。そんな彼女の目の前に「U」で恐れられている謎の存在・竜が姿を現す。母親の死以来、心に深い傷を負い、歌うことができずにいた少女・「すず」が、「U」の世界で「ベル」として自分を解放し、心に秘めてきた想いを歌う歌は、劇中でベルが歌う重要な楽曲のひとつとなっている。

■公開情報
『竜とそばかすの姫』
7月、全国東宝系にて公開
監督・脚本・原作:細田守
企画・制作:スタジオ地図
製作幹事:スタジオ地図有限責任事業組合(LLP)・日本テレビ放送網共同幹事
(c)2021 スタジオ地図
公式サイト:https://ryu-to-sobakasu-no-hime.jp/
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