明石家さんまが企画・プロデュース 西加奈子原作×STUDIO4℃制作『漁港の肉子ちゃん』初夏公開へ

 明石家さんまがプロデュースする劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』が初夏に公開されることが決定した。

  本作は、第152回直木賞を受賞した西加奈子の累計発行部数35万部超の同名小説をアニメーション映画化するもの。さんまは、2018年に世界配信されたNetflixドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』でドラマの企画・プロデュースを務めているが、劇場公開されるアニメ映画をプロデュースするのは今回が初めてとなる。

 監督を務めるのは、『ドラえもんのび太の恐竜2006』『海獣の子供』で監督を務めた渡辺歩。『かぐや姫の物語』『海獣の子供』で作画監督を務めたスタジオジブリ一期生の小西賢一がキャラクターデザイン・総作画監督を務め、脚本は『凪のお暇』(TBS系)の大島里美、アニメーション制作は『鉄コン筋クリート』『海獣の子供』『映画 えんとつ町のプペル』のSTUDIO4℃が手がける。

 漁港の船に住む二人きりの母娘、肉子ちゃんとキクコの軌跡と成長を描いた本作。公開されたビジュアルには、洗濯物が掛かる船の上にいるお団子をもった笑顔の母・肉子ちゃんと、読書に集中する娘・キクコが描かれている。

 あわせて公開された超特報では、「おおきくて、まんまるで底抜けに明るい肉子ちゃんがみんなに幸せを運んでくれる」というナレーションが入り、数枚の絵コンテからも、優しくて大らかな肉子ちゃんの姿が確認できる。

企画・プロデュース:明石家さんま コメント

西加奈子さんが、直木賞を受賞された直後、本屋さんに「サラバ!」が置いてあって、それでパッと本をめくったら、エジプトの人間は、「かわいいね」「儲かりまっか」「明石家さんま」という日本語を知っているみたいなことが書いてあったので、これは”明石家さんま”が出てくる話やなと思って、買って読んだら、その1行しかでてこなくて。(笑)
その後に西さんの作品を何冊か読ませていただいて、そこで『漁港の肉子ちゃん』に出会いました。大偶然の出会いです。大阪弁の使い方がめちゃくちゃうまいなと。
『漁港の肉子ちゃん』はすごく良い感動的な作品なので、映像として残したいと思い、(映像化の)オファーをしたところ西さんがすぐOKしてくださって。
最初にお話してから5年くらい待っていただいてようやく実現しました。
今回のアニメ映画化は、エネルギーが引き寄せた産物です。ご期待ください。

原作:西加奈子コメント

アニメ映画化の話を最初に聞いたとき

さんまさんは、自分が小さな頃から知ってる、いわばお札の中の人みたいな存在だったので、信じられない思いでした。

明石家さんまの印象について

直木賞をいただいた後に、「さんまのまんま」という番組に出演させていただきました。
初めてお会いしたさんまさんは人間ならざる存在感で、近距離で「めちゃくちゃ大きな祭」を見ているような気持ちになりました。

小説『漁港の肉子ちゃん』をどのような思いで書いたのか

私の理想の世界を描きました。自分で書きながら、全ての登場人物を愛さずにいられませんでした。

 監督:渡辺歩  コメント 

さんまさんがアニメーションにチャンスを下さったのが何よりも嬉しいです。さんまさんは、お打ち合わせさせていただく度に「気付き」を下さいます。「大切なのは作り手が面白いと思うこと」この御言葉を常に胸に勤しんでます。西先生の書かれる小説はどれも映像的要素が満載で好きです。肉子ちゃんのある意味ファンタジー味すら感じる強烈なキャラクターに魅了されました。観てくださった方が、他の誰かに教えたくなる様な映画を目指したいです。

■公開情報
『漁港の肉子ちゃん』
2021年初夏、全国公開
企画・プロデュース:明石家さんま 
原作:西加奈子『漁港の肉子ちゃん』(幻冬舎文庫刊)
監督:渡辺歩
キャラクターデザイン・総作画監督:小西賢一
脚本: 大島里美
アニメーション制作:STUDIO4℃
配給:アスミック・エース
製作:吉本興業株式会社
(c)2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会
公式サイト:29kochanmovie.com
公式Twitter:@29kochanmovie