加藤清史郎、“信長好きの蹴鞠王子”として『麒麟がくる』登場 「どうぞお楽しみに」

 毎週日曜日に放送されている大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)。このたび、12月27日放送の第38回より初登場する加藤清史郎よりコメントが寄せられた。

 本作は、大河ドラマ第29作『太平記』の池端俊策が脚本を手掛けた戦国時代劇。織田信長の家臣として知られ、日本史の一大事件のひとつ「本能寺の変」を起こした智将・明智光秀(長谷川博己)を主役とし、その謎めいた半生に光を当てていく。

 加藤が演じるのは、正親町帝(坂東玉三郎)の子にして、帝の後継者となる誠仁親王。織田信長(染谷将太)と深い関わりを持つようになる。

 加藤は作品の今後の見どころについて、「これからの『麒麟がくる』は、誰もが知っている歴史へと進んでいきます。なんとなく歴史を知っている方も、歴史の裏側ではこういうことが起きているんだということもわかると思いますし、光秀の生きざまをすごく感じることができると思います。素敵な作品ですので、僕と同世代の方にも是非ご覧いただきたいと思います」とメッセージを送った。

加藤清史郎(誠仁親王役)コメント全文

今回『麒麟がくる』の出演が決まった時は、本当に嬉しかったです! 撮影では、以前お世話になったスタッフの方々もいらっしゃったので、とても懐かしい気持ちになりました。

これまで『天地人』や『風林火山』にも出演させていただきましたが、今回は天皇の嫡男の役ですし、そのほかのキャラクターに比べて情報が少ないので、どのように役作りをしていくのか、いろいろ考えました。誠仁親王は「信長のことが大好き」「蹴鞠が大好き」ということ、さらに誠仁の聡明さも出していかなければいけないと考えて演じました。

蹴鞠も練習しました。サッカーはやっていましたが、蹴鞠はいろいろルールが細かく決まっていますので、またサッカーとは全然違う、新鮮な気持ちで臨みました。楽しみながら出来たので嬉しかったです。

これからの『麒麟がくる』は、誰もが知っている歴史へと進んでいきます。なんとなく歴史を知っている方も、歴史の裏側ではこういうことが起きているんだということもわかると思いますし、光秀の生きざまをすごく感じることができると思います。素敵な作品ですので、僕と同世代の方にも是非ご覧いただきたいと思います。

誠仁親王は、「信長好きの蹴鞠王子」です。信長と蹴鞠への愛にあふれている誠仁を、どうぞお楽しみに。

■放送情報
大河ドラマ『麒麟がくる』
NHK総合にて、毎週日曜20:00〜放送
BSプレミアムにて、毎週日曜18:00〜放送
BS4Kにて、毎週日曜9:00〜放送
主演:長谷川博己
作:池端俊策
語り:市川海老蔵
音楽:ジョン・グラム
制作統括:落合将、藤並英樹
プロデューサー:中野亮平
演出:大原拓、一色隆司、佐々木善春、深川貴志
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/kirin/
公式Twitter:@nhk_kirin

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