サヘル・ローズ、西山潤、佐藤乃莉、諏訪太朗ら、柳楽優弥主演『ターコイズの空の下で』出演決定

 柳楽優弥が主演を務める、日本・モンゴル・フランス合作映画『ターコイズの空の下で』の追加キャストが発表された。

 本作は、裕福な家庭に育ち、自堕落な暮らしを送る青年(柳楽優弥)が、ひょんなことからモンゴル人の馬泥棒(アムラ・バルジンヤム)を相棒に、終戦後に生き別れとなった祖父の娘を探しにモンゴルを旅するロードムービー。柳楽の初の海外合作主演映画として、大部分がモンゴルの荒野で撮影された。日本公開に先立ち、オープニング・フィルムとしてワールド・プレミア上映された第68回マンハイム・ハイデルベルク国際映画祭では、FIPRESCI賞(国際映画批評家連盟賞)と観客賞にあたる才能賞をダブル受賞した。

 柳楽演じる青年タケシの相棒となるアムラ役を務めたのは、モンゴル・アカデミー賞で主演男優賞を3度受賞し、近年ハリウッドにも進出したモンゴルの俳優、アムラ・バルジンヤム。日本からは世界的舞踏家であり、俳優として映画、テレビ、舞台で存在感を放つ麿赤兒が、タケシの祖父役で出演している。

 今回新たに発表されたのは、麿演じる三郎が経営する大企業の秘書として登場するサヘル・ローズ。ローズは、映画、ドラマ、舞台出演をはじめ、ナレーションや執筆活動とマルチな活躍を見せるイラン出身の女優。2020年は武正晴監督『銃 2020』、宮崎大佑監督『VIDEOPHOBIA』に出演するなど日本映画界でも存在感を示している。

 さらに、三郎の若き頃を演じるのは西山潤、タケシのガールフレンド役には佐藤乃莉。佐藤は海外にて女優デビューを果たし、10代でハリウッドデビュー後、現在は主に日本の映画やドラマに出演、映画『月光』では主演を務め、「カメラのキタムラ」TVCMシリーズなどに出演している。また、馬泥棒のアムラを三郎にひき合わせた警察署長役を諏訪太朗が演じる。

■公開情報
『ターコイズの空の下で』
2021年2月26日(金)新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー
監督:KENTARO
脚本:KENTARO、アムラ・バルジンヤム
出演:柳楽優弥、アムラ・バルジンヤム、麿赤兒、ツェツゲ・ビャンバ、サラントゥーヤ・サンブ、サヘル・ローズ、諏訪太朗、西山潤、佐藤乃莉、ガンゾリグ・ツェツゲ、ウンダルマ・トゥヴシントゥシグ
製作:マグネタイズ、KTRFILMS、IFI PRODUCTIONS、グランマーブル、長谷川商事、NOMADIA PICTURES
配給:マジックアワー、マグネタイズ
(c)2020 TURQUOISE SKY FILM PARTNERS

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