藤木直人、小池栄子、和久井映見、那須雄登らが『姉ちゃんの恋人』クランクアップ

 12月22日に最終回を迎える有村架純主演ドラマ『姉ちゃんの恋人』。放送を前に、藤木直人、小池栄子、和久井映見ら出演者が続々とクランクアップを迎えた。

 本作は、有村が主演を務めたNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の脚本を担当した岡田惠和が手掛けるオリジナルドラマで、ハロウィーンからクリスマスにかけて、女手ひとつで弟3人を養う主人公・“肝っ玉姉ちゃん”安達桃子(有村架純)と恋の相手・吉岡真人(林遣都)をはじめとした個性豊かな登場人物たちの恋と家族愛を描いたラブ&ホームコメディー。

 まずクランクアップを迎えたのは、主人公・桃子が働くホームセンターの撮影で、桃子の恋人・真人の先輩・悟志を演じる藤木。最終話の予告映像では、悟志が日南子(小池栄子)にプロポーズする映像が流れたが、まさにそのシーンをもってクランクアップとなった。有村、小池ら出演者からの拍手に包まれた藤木は、「皆さんお世話になりました。今年、年男の48歳。ひょっとしたら最後のプロポーズだったかもしれません(笑)。最後のプロポーズが『姉ちゃんの恋人』で、そして相手が小池さんで本当によかったと思っています」と、最後のシーンを振り返ってコメント。また、「大変な中での撮影で、ここまで来られたことを本当にうれしく思っています。明日からドキドキしながら体温を測ることもないと思うとホッとしています(笑)。本当にありがとうございました!」と、約3カ月に渡る撮影を無事に終えられたことにホッとした胸の内を明かした。

 続いて、そんな藤木にとって最後の(?)プロポーズの相手となった小池もクランクアップ。撮影を振り返り、「すごく優しくてあたたかくて和やかな現場で、『居心地いいな~』と思いながら、ぬくぬくした気持ちでやらせていただきました。最初台本を読んだとき、どういうふうに演じたらいいのかなと思って、あまりチャレンジしたことがない役柄だったので手探りでやってきましたが、結果、視聴者の方から日南子も応援していただける形になったのでよかったなと思います」と、職場では姉御肌、恋すれば乙女な日南子を感情豊かに演じた感想を語った。さらに、「そして、何より架純ちゃんが立派でした! この空気感は架純ちゃんが座長だから出てる空気なんだなと思いますし、すごく癒されました。皆さん、ありがとうございました!」と、座長を務めた有村へ賛辞を送った。その後、藤木と小池と共に、紺野まひる、阿南敦子、那須雄登、スミマサノリ、井阪郁巳といったホームセンターの登場人物を演じた出演者たちもクランクアップ。まだ撮影を残す有村と共に、最後は全員で記念写真を撮影した。

 そして、真人の母・貴子を演じた和久井、貴子が働く弁当屋の主人・藤吉を演じたやついいちろう、桃子の叔父で真人の保護司・菊雄を演じた光石研もクランクアップ。息子が罪を犯し、夫が自ら命を絶ったなかでも懸命に生きる貴子を明るく切なく演じた和久井は、「今回の役は本当に難しくて、ワンシーンごとに『なんて難しいんだろう』と思いながらの撮影でした。でも、真人君とのシーン、桃子さんとのシーン、そして藤吉弁当でのシーン…皆さんと少しずつ出会えて、最後の最後にこうやってたくさんの方々とご一緒できて。寂しさもありますが、現場での、皆様のあたたかさの中、本当に幸せな日々でした。本当に、ありがとうございました」とコメントした。第1話では、かつて教師をしていた時の教え子からの同窓会への誘いを断る描写があった貴子も、最終話ではホームセンターの従業員や家族が集まるクリスマスパーティーへ。辛い過去を前向きに乗り越え、ようやく幸せを手に入れた貴子が見せる表情にも注目だ。

■放送情報
『姉ちゃんの恋人』
カンテレ・フジテレビ系にて、毎週火曜21:00~放送
出演:有村架純、林遣都、奈緒、高橋海人(King & Prince)、やついいちろう、日向亘、阿南敦子、那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)、スミマサノリ、井阪郁巳、南出凌嘉、西川瑞、和久井映見、光石研、紺野まひる、小池栄子、藤木直人ほか
脚本:岡田惠和
音楽:眞鍋昭大
主題歌:Mr.Children「Brand new planet」(TOY’S FACTORY)
演出:三宅喜重(カンテレ)、本橋圭太、宝来忠昭
プロデュース:岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)、平部隆明(ホリプロ)
制作協力:ホリプロ
制作著作:カンテレ
(c)カンテレ
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