ジュード・ロウがオシー島での過酷な撮影を語る 『サード・デイ』メイキング映像

 HBOドラマ『サード・デイ ~祝祭の孤島~』のメイキング映像が公開された。

 「BS10 スターチャンネル」にて12月19日より第1話先行無料放送、12月22日より独占日本初放送される本作は、『夏』と『冬』3話ずつの2部構成で贈るミステリードラマ。ロンドン郊外の孤島を舞台に、島の伝統と文化を守るためには手段を選ばない謎めいた島民を相手に、『夏』ではジュード・ロウ演じるサムが、『冬』ではナオミ・ハリス演じるヘレンが奇妙で恐ろしい体験をし、それぞれのトラウマと向き合わされ精神を追い詰められていく姿が描かれる。

 ロウ主演『夏』(第1~3話)では深い悲しみを描きながら謎めいた展開も見せ、ハリス主演『冬』(第4~6話)では娘を守るあまり時にヒステリーさも見せる、ハリス演じる母と娘の絆が描かれる。

『サード・デイ ~祝祭の孤島~』メイキング映像

 公開された映像では、ロウやハリスらキャストとスタッフが撮影秘話を語っている。

 『夏』主演、サム役を演じるロウは、「役柄よりも制作スタッフに魅力を感じたのかも知れない、すばらしい顔ぶれだからね。その一員でいたいと心底思った。思えば撮影1週目に衰弱してしまったんだ。凍りつくような冷たい海やイバラ道の撮影で、“これは一体なんだ?”と思ったよ」とオシー島での撮影のその過酷さを語る。

 製作総指揮・企画のフェリックス・バレットは「オシー島にはサード・デイという信仰がある。神は1日目に天国を、2日目に地球を創造し、3日目に陸と海を分けて創ったとされる。それで人々は海に神の姿を信じる」と実在する“サード・デイ”の信仰について語った。

 『冬』主演、ヘレン役のハリスは、「最初に脚本を読んですぐに興味を持って夢中になった。愛されつつも軽蔑されたサム、その独特な世界にも好奇心をそそられた。またオシー島が実在すると分かって即座に出演を決めた」と脚本の世界観に加え異様な魅力を持つオシー島への思い入れを語った。

 続けてミスター マーティン役のパディ・コンシダインは「脚本を読んだときは”島を出ればいい”。サムは脱出方法を見つけるだろうと思った。だが実際に島に行ってみると不可能に思えた」とオシー島の持つ異常な雰囲気を語る。

 ロウは「間違いなく最もやりがいのある役だった。子どもを亡くした悲しみを乗り越える気持ちを想像し、心と魂の中まで掘り下げてみた。実際に島には4ヵ月いたが楽なものではなかった。だがすばらしい役者たちと過ごしたよ」と本作の役作りへの思いを語りつつ、「マーティン夫妻役の陽気なエミリーとパディに真顔で演技しなきゃならなかった」と撮影時の雰囲気の和やかさを感じさせた。

 ミセス マーティン役のエミリー・ワトソンは、「ジュードは本当に勤勉で演技の鬼よ。綿密で目的意識があり最高の人物だと思う。発想が豊かで創造力があり役者の中の役者よ」とロウのプロ意識に太鼓判を押した。ハリスも「本当にステキな経験だった」と回想した。

■放送情報
HBOドラマ『サード・デイ ~祝祭の孤島~』(全6話)
【配信】字幕版
Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて、11月20日(金)より 毎週金曜1話ずつ更新
12月18日(金)まで第1話無料配信
【放送】字幕版
BS10 スターチャンネルにて、12月22日(火)より毎週火曜23:00~ほか
※12月19日(土)19:45~第1話先行無料放送
※12月29日(火)は年末特別編成のため休止
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公式サイト:https://www.star-ch.jp/news/detail.php?p=2&id=287

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