『科捜研の女』10月より20シーズン目に突入 沢口靖子が再びクセのある女性たちと対峙

 沢口靖子主演ドラマ『科捜研の女』のseason20が、10月よりテレビ朝日系で放送されることが決定した。

 京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口靖子)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く本シリーズ。“最新の科学捜査テクニック”と“人間ドラマ”が絡みあうミステリーとして、1999年のスタート時から根強い人気を誇り、現行のテレビドラマでは最も長く続いている長寿シリーズとなる。前シーズンは“シリーズ20周年”と“テレビ朝日開局60周年”という2つの大きな節目を記念し、2019年4月から2020年3月まで1年間のロングラン放送にチャレンジ。第2話では14.1%という高視聴率をマーク、全34話の平均視聴率は11.6%と、安定した人気を見せつけた(※数字はすべて世帯視聴率。ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 前シーズンでは、主人公・マリコと科警研の女(檀れい)、後妻業の女(鶴田真由)、ぬか漬けの女神(森口瑤子)らクセのある女性たちの対決が描かれた。新シーズンでもマリコはクセのある女性たちと対峙する。 さらに、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、渡部秀、西田健、石井一彰の出演も発表された。

 また、ファンにとってお楽しみとなった衝撃的なマリコのワンカットも継続。前シーズンでも、マリコの壁ドン、マリコ寿司を握る、マリコ、池の水を全部抜くなどが登場。真相解明のためなら向こう見ずに行動するマリコの一直線な性格と、演じる沢口靖子の真摯さがシンクロし、毎回奇跡的なカットが生まれ、SNS上でトレンド入りを果たした。本作でも、絶壁にぶら下がる絶体絶命のマリコ、マリコ激辛にチャレンジなど、未だかつて見たことのないマリコの姿が各話で登場する。

 脚本は、科学ネタにも精通する戸田山雅司、櫻井武晴が“ダブルメイン”で執筆に当たるほか、真部千晶、岩下悠子、李正姫、松本美弥子ら女性脚本家たちが叙情的なエピソードでシリーズを彩る。

 監督を務めるのは、田崎竜太、森本浩史ら。最先端かつ一流の科学アイテムを登場させながらも、難解になりがちな科学ネタをこだわりのビジュアルでわかりやすく描き出していく。

沢口靖子(榊マリコ役)コメント

毎シーズン、新たな気持ちで取り組んでいますが、『season20』がはじまると聞いたときは“またマリコに会える!”という喜びでいっぱいになりました。科学一辺倒だったマリコはこの20年間で、人間をやさしく見つめる女性に成長しました。変わらないのは、真実を突き止めようという姿勢ですね。私自身もこの20年間で脚本を深く読み込むようになりましたが、作品に向き合う姿勢は変わっていないと思っています。
最新シーズンでは、最先端の科学捜査や深みのある人間ドラマはこれまでと変わりませんが、新型コロナウイルスとともに生きる今の世界を踏み込んで描いています。劇中でもソーシャルディスタンスを保つなどの取り組みを行っていますが、登場人物たちが距離を置くことでいい緊張感が生まれたり、ラボのセットを広く活用することでこれまでよりもレギュラーメンバーの個性が生きてきたり……と思いがけず新しさを感じています。
新たな“衝撃的なマリコのワンカット”や最新科学鑑定も登場しますし、視聴者のみなさんも新しさをも感じられるシーズンになるのではないかと思っています。ぜひ、『season20』にご期待ください。

※田崎竜太の「崎」は「たつさき」が正式表記。

■放送情報
『科捜研の女 season20』
テレビ朝日系にて、10月スタート 毎週木曜20:00~20:54放送
出演:沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、渡部秀、西田健、石井一彰
ゼネラルプロデューサー:関拓也(テレビ朝日)
プロデューサー:藤崎絵三(テレビ朝日)、中尾亜由子(東映)、谷中寿成(東映)
監督:田崎竜太、森本浩史ほか
脚本:戸田山雅司、櫻井武晴ほか
制作:テレビ朝日/東映
(c)テレビ朝日

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