朝ドラ『おちょやん』第2弾キャストに吉川愛、若葉竜也ら　杉咲花「ワクワクが止まりません」

　2020年度後期連続テレビ小説『おちょやん』（NHK総合）の第2弾キャストが発表された。

　本作は、女優の道を生き抜き、「大阪のお母さん」と呼ばれるようにまでなった、ひとりの女性の物語。大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公に出ていた道頓堀で芝居のすばらしさに魅了され、女優の道を目指していく。主人公・竹井千代を杉咲花が演じる。

　新たに発表されたキャストは14名。「語り」の黒衣役として、物語の解説役であり、登場人物にも遠慮なくツッコミを入れてくる語り手を桂吉弥が担当する。千代が出会う「道頓堀の人びと」として、芝居茶屋「岡安」の娘・岡田みつえを東野絢香、芝居茶屋「福富」の息子・富川福助を井上拓哉、「岡安」先代の女将・ 岡田ハナを宮田圭子が演じる。

　「喜劇界の人びと」として、喜劇の巨人・須賀廼家万太郎を板尾創路、後に千代が結婚する相手・天海一平（成田凌）の父である初代・天海天海を茂山宗彦、劇場の支配人・熊田を西川忠志が演じる。

　「京都で出会う人びと」には、カフェー「キネマ」の店主・宮元潔役の西村和彦、「キネマ」の女給・宇野真理役の吉川愛、同じく女給・若崎洋子役の阿部純子、山村千鳥一座の座員・薮内清役の映美くららが名を連ねた。

　「撮影所の人びと」には、鶴亀撮影所の助監督・小暮真治に若葉竜也、鶴亀撮影所の所長・片金平八に六角精児、鶴亀撮影所の守衛・守屋に渋谷天外が決定した。

　第2弾キャストについて、主演の杉咲は、「八津さんの描かれるパワフルで個性豊かな登場人物たちに私自身もパワーと刺激を受けながら、毎日楽しく台本を読んだり、撮影したりしています。そこへさらなる濃ゆいキャラクターたち、素敵な共演者の皆さまが参加されるということで、これからの撮影を想像しては“きっとより賑やかで楽しい日々になること、間違いない！”と、ワクワクが止まりません」とコメントを寄せている。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『おちょやん』
NHK総合にて、2020年秋〜放送
出演：杉咲花、トータス松本、宮澤エマ、篠原涼子、名倉潤、いしのようこ、成田凌、星田英利、中村鴈治郎、井川遥、若村麻由美、東野絢香、井上拓哉、宮田圭子、板尾創路、茂山宗彦、西川忠志、西村和彦、吉川愛、阿部純子、映美くらら、若葉竜也、六角精児、渋谷天外ほか
語り：桂吉弥
脚本：八津弘幸
制作統括：櫻井壮一、熊野律時
音楽：サキタハヂメ
演出：椰川善郎、盆子原誠ほか
写真提供＝NHK